【透明な太陽電池】ほぼ透明な太陽電池を開発したぞ

自分の見ている限りで太陽光発電によるメガソーラーは日本の土地では向いてないよって聞く。日本の国土が狭いと言うよりは、山を削ってソーラーパネルを施設する景観に嫌悪感を感じている人もいるし、

山を削ることで災害による土砂崩れを引き起こすというけんを感じている人もいる。太陽光パネルは再生可能エネルギーとしては、天候に左右されるので、安定した電力を供給するのは難しいし、未だに効率もよろしくない。

投資先として将来有望らしいけれど、お金があっても投資する気が起きないのは、あまりよろしくないイメージばかりが重なっているからで。

ビルや電車の天上に設置するのであれば、かなり有効なのではと考えるけれど、節電という目的ならば、有用に働くのではと。何か、問題があるのかな。


東北大学の研究で、可視光の80%を通す透明に近い太陽電池を開発した。

透明太陽電池はすでに実用的に使われており、可視光を透過しながら、紫外線や赤外線などの見えない波長を利用して発電する。

一般的な窓と同じように遮熱性と断熱性に優れており、高層ビルなどに活用できるから、用地確保が不要。

既存の透明太陽電池は可視光の透過率が60%以下に留まっていた。

今回の研究では可視光の80%を通すことに成功しており、1cm²の石英基板上に大規模集積化したところ、420pWの太陽光発電に成功した。一般の消費電力が低い小型センサーの電子デバイスが100pW程度なので、1cm²のこの太陽電池で駆動が出来る。

高層ビルの窓につければ、大規模な発電が可能になるだろうし、それほど大きな電力が得られなくても、大きな節電には成るだろう。

窓ガラスのない家は殆ど無いし、家の窓ガラスにもこれを導入してみたら、いい節電になるんじゃないかな。エアコン一台くらいは回せないモノか、無理か。


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