【らくらく歩行アシスト】AI搭載のローラーブレードが快適な歩行を提供するぞ

少し昔から電動アシスト自転車を見かけるようになってきて、駐輪に邪魔な車両だったりすると、少しだけ動かすこともあるけれども、従来の自転車よりも結構重い。バッテリーが大きいから。

使っている人に聞くとやっぱり快適なんだそうで、自転車を乗るときに一番力が入る最初の駆け出しが軽いと確かに楽に走れそう。あと上り坂。

あるイベントでセグウェイを見かけたことがあって、乗る機会はなかったけれど、軽快に乗りこなしているのを見た。誰が扱っても、うまく乗れるものなんだろう。でも、アレを使える適所ってどういうところなのか。楽しそうだけれど。

セグウェイを公道で走るにはちょっと危ないし、広い間取りの公共施設なら使う場所もありそうだけれど。すごいものに見えるけれども、活用できてないのがもどかしいとさえ感じる。

こういう電動アシストはもっと種類が増えていくような将来になりそう。


アメリカ、ペンシルバニア州ピッツバーグにあるロボット工学企業「Shift Robotics」はキックスターターで「ムーンウォーカー」というAI搭載のローラーブレードを発表した。

バッテリーで動くこのシューズは歩行速度を250%も向上させることができる。AIが使用者の歩き方に適応し、不快感を軽減し、自然な歩幅を提供する。

使い方はとても簡単で、階段を上るときやゆっくり歩きたいときはモーターをオフにする。

ムーンウォーカーは、砂利道や不整地、オフロードなどのあらゆる環境に対応する。8個の車輪が様々な地形を乗りこなし、推奨総重量の100キロに耐えることができる。さらに、雨や水たまりももんだいなく横断することができる。

バランスを取る必要もなく、速く歩くときは速く動き、ペースをおとすときもあわせてくれる。シフトロボティクスの作ったシューズは人が走るようなスピードで楽に歩けるようにすることを目指している。

300Wの電気モーターと8つのローラーホイールが、最高速度11キロで10キロのランニングに匹敵する距離を汗をかくことなく移動することができるとのこと。

90分の充電で約10キロの航続距離を実現。買い物やデスクワークの通勤程度なら、平均的な距離かと。営業職はもうちょっと必要かもね。

そして、価格は1399ドル。日本円で19万円くらいか。この手の電動アシストは先駆者がいて、セグウェイとかいまいちうまくいかなかったりしているので、今回は市民権を獲得してほしいところ。

高齢者の観光旅行のアシストに向いているのではと思う。観光地によっては起伏の大きい坂があったり、道のりが長かったりするから、そういうところで負担を軽くできたら需要がつくれそう。


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