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本当に楽しむことで、勝手に問題は無くなる

GTOです。

#2月の男と女

わたしは今、特別養護老人ホームにて介護職の仕事をしています。

ゆったり楽しんで仕事をしていることが、どれだけすごいのか!

変化、書きたいと思います。

皆さんは「問題ある利用者さん」を感じることはないでしょうか?

これは正に「秘訣」です。

例えば、何回もナースコールを鳴らす利用者さん。

GTOの職場でも10分に1回は鳴らすようになってしまった利用者さんがいました。本当に何回も手を止められてしまうので業務が進まなかった。

しかし誰が何度説明しても、ナースコールを頻繁に鳴らす行為は続きました。何ヶ月も。

コールのたびに、いつも職員(わたし)はアレコレ考えてしまいました。

「もう勘弁してくれ」
「鳴らすのが多すぎる」
「鳴らすのを我慢してほしい」
「コール対応を放置したい」
「さっき行ったばかりなのに」
などなど…

正直言って、イラッとした状態で対応してしまうことばかりの日々でした。

また別の(わたしが問題と感じていた)利用者さん。

一言で言うと「いつも不機嫌」でした。

私は、この方の笑顔は一度も見たことが無かった。笑顔のカケラすらも無かった。

他の利用者さんとトラブルになるので、この方は1人席。

1人席になってからも他の利用者さんの車イスが近くに来ると「邪魔ね!」と言わんばかりに大きな声で文句を言います。車イスを遠くに押しやろうとさえします。慌てて対応しなければならず…

このシーンはよく目にしていました。

わたしはいつもこの利用者さんに

「共有スペースなのに、なんと身勝手な」

という気持ちになっていました。

⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

「楽しむ」ことが、秘訣だと冒頭で書きました。

楽しむために…チャレンジしてみてほしいことがあります。

「目の前の利用者さんを、何ひとつ修正しないこと」

です。

これは本当に、チャレンジすべき最も重要なキーワードのうちのひとつです。

そして、達成すべき最低限のラインです。そう、わたしは断言できます。

これは言い換えると

「目の前の利用者さんを、そのまま、無条件に受け入れること」

です。

しかし、自分の理想、自分の思惑、自分の計画、自分の期待、落胆などが、これをキッチリ邪魔をします。

これらの自分の思い。もしかしたら今まで、これらしか存在しなかったと言っても良いかもしれない。

しかし新次元思考に生きる人達は、見落とすことはありません。

こういう数々の思いが、自分を「問題が一切無い世界」から遠ざけていることを。

こういう数々の思いが、

自分を手一杯にさせ
自分を常に忙しくさせ

そして本当は「生きる楽しさ」を満喫することが出来た貴重な時間を、無駄にさせていることを。

⭐︎

ナースコールが鳴った時には、

それまでに何回ナースコールが鳴った…などは一切持ち込まず、

急ぎたい自分のスケジュール、慌ただしさも、

自分の理想も、そこには持ち込まない。

達成すべきは、ナースコールに対応すること、利用者さんの要望を深く満たすこと。それ以外には達成すべきものは何も無い。

このシンプルさ。

それだけだから、なんの努力も要らない。

たったこれだけのこと。

本当に少しでも出来たら、

仕事が勝手に楽しくなります。

出来れば出来るほど、深みある楽しさになります。

偽善は消え

今まで現れてこなかった、満たされるやり取りが起こりはじめ、

全く違う毎日になり

利用者さん達からの反応も全く違うものになります

そうしていると

いつのまにか、ナースコールは頻繁に鳴らなくなって落ち着いていて

笑顔など一切無かった利用者さんは、信じられないほどの笑顔を見せるようになり、会話も増え、他の方への友好的な姿もを見せはじめました。

実際、本当にくつろぐほど、仕事はスムーズに終わります。本当に終わるのです。

これは、わたしの体験したことです。

同じ体験は、誰でも可能です。
これはテクノロジーです。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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