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初めての一人旅〜ロンドンサッカー観戦紀行〜
こんばんは。
今日は、私にとって初めての一人旅紀行を書いていきます。
留学に来ても、一人旅は初めて。飛行機と宿泊所のアポイントメント、空港までの道のり、現地での行動、当たり前ですが全て一人で計画し、管理しなければなりません。旅行初日は飛行機に乗るまで、現地につけるかという緊張がずっとつきまといました。表紙の写真は、「ようやくロンドン行きの飛行機に乗れるぞ!」と意気込んで撮った飛行機の写真。
旅の目的
私には、どうしてもロンドンでプレミアリーグを観戦したいという夢がありました。
動機は、世界最高峰のリーグのプレイがライブで観ることができるのはもちろん、加えて、大学のメディア・文化研究ゼミの教授がロンドンでサッカーライターであったこともあり、彼が私たちに頻りに語る現地のサッカー文化というものを肌で感じたかったからです。
観戦前日
滞在する場所には、見に行く予定のトッテナムスタジアム近くのシャアハウスをAirbnbで選びました。意図せず、スタジアム近くのコミュニティは主に黒色人種の方々が多く住むエスニックな地域になっており、現地記事でも、治安の面であまりよく書かれていませんでした。ロンドンは人種のるつぼとも言われていますが、このような人種で固まるような地域もあるのだと知りました。夜道を歩く時の不安もありましたが、このように、社会的にも文化的にも色がある地域に滞在できるということはむしろ私にとっては新鮮で興味深い気持ちになりました。
初日は、スタジアム近くを散策して、公式ショップで観戦用のホームチームのエンブレムを象ったポロシャツを購入しました。スタジアム近くには、ホームチームを応援するためのパブが点在し、試合がない日でも多くの人がユニフォームを着て現地を歩いていました。
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観戦当日
シェアハウスの大家さんはとても優しく、オススメのレストランを教えてくれたり、洗濯や食べ物まで用意してくれていました。おかげで観戦の英気を前日からじっくり養うことが出来ました。
いざスタジアムへ行くと、会場前はトッテナムのユニフォームを着たファンの人たちで溢れかえっていました。イギリスはフーリガンのイメージも根強いため、アジア人が一人で観戦に行くドキドキ感がありましたが、会場について、写真をお願いすると、2人組のサポーターがとても陽気に対応してくれました。
サポーター「お!写真なんて全然撮るぜ、ブラザー!」「ところで、どこから来たの?」
私「日本です!」
サポーター「おぉぉぉー!日本からもトッテナムのファンがいるなんて嬉しいね!誰が一番好きなの?」
私「ソンフンミンです!」
サポーター「僕たちもソンが大好きだよ!一緒に勝利を願おうぜ!!」
という感じでとても感じの良い二人に会えたおかげか、会場に辿り着くころには、不安な気持ちなど一気に消えました。
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会場に着くと、サッカー専用スタジアムの圧力に圧倒されました。競技場との違いは、スタジアムと観客席との距離がとにかく近いことです。そのため、声が響きやすいように設計され、スタジアムの一体感が生まれます。試合前に、会場の空気を存分に味わいながら、私のボルテージもMAXになったところで、試合が始まりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1658172156511-Un448foEaI.jpg?width=800)
日本の観戦の雰囲気とは異なり、打楽器などの応援がない代わりに、チャント文化があります。担当などは特に決まっておらずに、誰かが即興で歌い出せば、周りの人がそれに呼応するように歌い出して、やがてそれがスタジアム全体に響き渡ります。
私の隣にはトッテナムのキャップを被った一人のおじいちゃんが観戦していました。おじいちゃんは独り言のように私に、今のチームに対する文句といいところをひたすら教えてくれながら観戦し、静かになったと思ったら、相手選手のシミュレーションまがいなプレーに対して「Stand up!!!」と声を張り上げて野次を飛ばしていました。
トッテナムが得点した時には、おじいちゃんの方からハイタッチを求めてくれました。観光客で私のように一人で観戦している人は少なく、現地の人と話したり、ハイタッチで感情を交わすことができるところに、一人旅の良さも感じることができます。
結果的には、ホームのトッテナムが勝利し、好きな選手のソンフンミンもスーパーゴールを含む2得点の大活躍でした。レベルの高い試合や、好プレーが観れたことはもちろんですが、それ以上に、現地のサポーターとの会話を通じて、サッカーが持つ文化としての魅力を感じる1日になりました。現地にシェアハウスを借りた甲斐もあり、その日限りは、地元民としてチームを応援する気分を味合うことができました。
結び
観戦ですっかり旅行に満足してしまった私ですが、そのあとは、ロンドンでの観光を楽しみました。現地で食べた美味しいフィッシュ&チップスの写真で、このロンドン旅行〜サッカー観戦紀行〜を締めたいと思います。
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