キラッ✨メンタルDNA 〜はじめに◯◯◯ありき？

執筆：ラボラトリオ研究員　きむら真

無から何かを創造するパワーを持つ存在があります。
その存在が誰なのか？を知る。
そのパワーを使う方法？を知る。

この記事を通じて皆さんに発信している
目的はそこにあります。

キラッ✨メンタルDNAを探す旅は
「無から何かを創造するパワーを知る」
「そのパワーを使う方法？を知る」
ことです。

身体を持つ存在としている私たちの体について
思い出しています。

私たちの身体を細かく分析していく科学では

身体 → 臓器・器官 → 組織 → 細胞 →

細胞の構成成分である

タンパク質、脂質、RNA、DNA →
原子 → 素粒子

どんどん小さなものを研究していますね。

前回、

キラ✨メンタルDNA
〜生命の形をつくる暗号表〜 DNAから始まるセントラルドグマ

では、
DNA配列情報がアミノ酸配列情報になることを
お伝えしました。

皆さんの生活の中で
「酵素」「タンパク質」という言葉は
よく聞かれると思います。

タンパク質は私たちの体を作るのに
大切な栄養素であり
そして私たちの
細胞、臓器、組織、体を作る原材料でもあります。

また
食事をしてエネルギーを生み出すのに
必要な「酵素」もタンパク質です。

タンパク質の役割や機能は
タンパク質の形（三次元構造）で
決まりますが、
その形はアミノ酸配列で決まります。

ヒトのタンパク質には
20種類の「アミノ酸」が使われています。

タンパク質には
大きいもの、小さいものがありますが、
それはいくつアミノ酸が連結されているかによって決まります。

そしてそれはメッセンジャーRNA配列の長さによって決まります。

それではメッセンジャーRNAの長さは何によって決まるのか？

それは
DNA情報に存在する
アミノ酸を連結させる

「はじめ（開始）」の暗号と
「終わり（終了） 」の暗号が

決めるのです。

タンパク質の合成（翻訳）の際に
いつも始まりは
メチオニンというアミノ酸から始まります。

メチオニンを指定するDNAの暗号は
「ATG」
RNAになると
「AUG」（上図のピンク丸）
です。

翻訳の終了、ストップを指令するDNA暗号は3つあります。
「TAA」「TAG」「TGA」で
RNAになると
「UAA」「UAG」「UGA」（上図の黄色丸）
です。

タンパク質をコードするDNA配列には必ず
はじめに「ATG」ありきでした。

【おまけの質問】
細胞レベルでは
はじめに「受精卵」ありきでした。

受精卵の前には
はじめに「精子」と「卵子」ありきでした。

物質レベルを通り越し
聖書には
はじめに「ことば」ありきでしたが、

その「ことば」の前には何があったでしょうか？

キラ✨メンタルDNA 前回記事はこちら

キラ✨メンタルDNA 続編記事はこちら

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【きむら真（生命科学博士）プロフィール】

鳥取大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。
理化学研究所、長寿医療研究センター、ロズウェルパークがん研究所研究員。

日本大学医学部助教を経て、細胞、遺伝子検査、自律神経系、心理調査測定からエビデンス・科学データ解析結果を提供し、健康・心・意識をよりよくするサポートを提供する、サイエンスコンサルタント。

DNA研究～意識科学研究を日常生活や企業活動に実践することで、一人一人の能力を発揮できるストレスフリー、制限フリーな個人、組織づくりをお手伝いをしています。