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数の話 1と素数

執筆:ラボラトリオ研究員  I


2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97...

1を含まない素数の体系は、どこか虚しい

同士の掛け合わせの難解性ばかり着目され、数そのものの尊厳が認められているのか

素数の掛け合わせで全ての素数以外の自然数が一意に表現できる

結構なことだが、それも1以外の数の話だ

       15 = 3 x 5
       68 = 2 x 2 x 17
      738 = 2 x 3 x 3 x 41
348762212 = 2 x 2 x 5261 x 16573
        1 = .......

もちろん、全く便利だ

素数のおかげで、プライベートな通信が可能になっている

秘匿性というものだ

今日のプライバシーが保たれているのは素数のおかげだ

まして、インターネットの世界において

素数がなければ、通販も、SNSも、チャットも

こうした言葉の通信も成り立たない

今日のネット社会が成り立っているのは素数のおかげだ

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しかし、待ってほしい

次の素数を探すのに、どれだけコストを使っているのか

巨大な素数は法律で取り締まられているものがある

違法素数というものだ

土地のみならず、数までも所有とするのか

人の業とはかくも深いものか

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何よりも、神には素数が当てはまるはずだ

天地の初発(はじめ)の時
高天原(たかまのはら)に成りませる神の名は
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
次に高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
次に神産巣日神(かみむすびのかみ)

はじめの素数が2であるならば

天之御中主神 = 2
高御産巣日神 = 3
神産巣日神 = 5

これは、違うのではないか

明らかに、不自然ではないか

天之御中主神 = 1
高御産巣日神 = 2
神産巣日神 = 3

であるはずだ

はじめの素数は1であるはずだ

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1を含まない素数の体系は、迷った数の体系

いわば、迷数(めいすう)だ

1ずつ進む自然数内に在るにも関わらず

はじめの1を作り出すこともできず

はじめの1を思い出すこともない

ただただ、無限に膨らむことを嘱望されている

迷数とはすなわち冥数 黄泉の数だ

795 44734 11283 17353 67831 20155 75359 81978 545
05 48115 71939 34587 73300 38009 93261 95058 7645
2 20408 11018 42615 17657 99417 04250 88903 70291
 19015 87003 04794 32826 07382 14695 41570 33022 
79875 57681 89560 16240 30064 11151 69008 72879 8
3819 42582 71674 56477 48166 84347 92846 45809 29
131 53186 00700 10043 35318 93631 93439 12948 417 

ならば、真の素数の体系を創造すればよい

「真素数」(しんそすう)と名付けよう

ここに、新しい概念が創造された

これこそは、1を迎え入れた真の素数の体系

真があるからこそ、偽も生きる

迷数も命数として、役目を全うできるというものだ

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いつしか、精妙に作られたコンピュータが

素数に追い打ちをかけるだろう

そのときは、かけたエネルギーと導かれた素数の大きさは

等しくなっているはずだ

真素数の名のもとに、新しい暗号、新しい結界が誕生する

そのときに

1は確かに素数であったのだと、誰もが自明に理解するだろう

1 2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97...

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【I プロフィール】
Paroleのシステム・インフラ担当です。
裏方です。円滑な運営を保つよう、日々の仕事を務め上げてまいります。


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