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【商品紹介】ブラジル トラピア(ナチュラル)

こんにちは!parkly coffeeのスガです。

8月も後半に差し掛かり、心なしか徐々に気温が下がってきました。夜は若干涼しく感じられる日もあり、今年の夏も緩やかに終わりに近づいているかな、と思う今日この頃です。 

こんな時期だからこそ、ホットでもアイスでも美味しく飲める、ブラジルの新豆をリリースしました!

ブラジル - トラピア - ナチュラル
Brazil - Trapia - Natural

トラピア ナチュラルの特徴

ロゼワインの華やかで明るいフレーバーに、ラズベリーを思わず甘酸っぱさ。余韻にカカオの香ばしさが鼻を抜ける。

ここがイチオシのポイント!

トラピア ナチュラルのイチオシのポイントは、なんといってもロゼワインのような明るく軽やかで、透明感のあるフレーバーです。

豆を挽いた時に感じるアロマからとても華やかで、これは本当にブラジルのコーヒーかと、疑いたくなるほど。そして口に含むと、軽やかで甘酸っぱい酸が、ロゼワインやラズベリーを彷彿とさせます。

一方で後味にはカカオのような、ブラジルらしい香ばしいニュアンスも感じられ、ブラジルのテロワールの特徴も感じられる、贅沢な味わい。

暑い季節ですが、クーラーを効かせた部屋で、あえてホットで飲むのもオススメです。アイスよりも香りが立ち、口に入れた時の明るいフレーバーと、後味の香ばしいニュアンスが、よりはっきりと感じられます。

もちろん、アイスですっきり、辛口のロゼワインのように楽しむのもよし。水出しなアイスコーヒーにすれば、よりまろやかな味わいを楽しむこともできます。ワイングラスで飲んだりしたら、気分はもう、ほろ酔い状態です🍷

コーヒー豆の詳細情報

生産国:ブラジル
エリア:ミナス・ジェライス州バエペンジ(マンチケイラ・デ・ミナス)
農園名:トラピア農園
生産者:アンドレア・ソウザ・ランジェル、レナート・ピタ・マシエル
標高:1,150〜1,400m
品種:イエローブルボン
生産処理:ナチュラル

第2の人生として開いた、夢のコーヒー農園

トラピア農園を営む夫婦のお二人は、元々はITと保険会社というコーヒーとは異なる仕事に従事していました。2人は2005年に引退を機に、夢であったコーヒー生産者として第2の人生を歩み出しました。

このトラピア農園は、もともと市長が所有していた土地で、購入した当初は20,000本のコーヒーが植えられる程度の土地(200袋にも満たない規模)で、ブラジルの一般的なコーヒー農園としてのインフラは全く整っていませんでした。

2人は長い年月掛けて農地を開墾し、現在では約10倍、19万本のコーヒーノキが育てられています。農地も70ヘクタールまでコーヒー生産を広げ、コーヒー農園として成り立つ十分な規模に育ててきました。

また現在は息子のルーカスと共に、スペシャルティコーヒーの生産に注力し、生産処理を行うための様々な設備も整え、品質の高いコーヒーが生産できる素地を整えています。

高品質なコーヒー生産に向けた取り組み

トラピア農園は、地形の起伏に富んでおり、急斜面の山岳地域においては手作業で収穫が行われ、平地では機械収穫を行っています。その中でも今回のロットは農園内でも日照が良く成熟の早い農地で作られています。

収穫されたチェリーは農園からほど近いミルに運ばれ、当日中に精製作業が行われます。

その後、5日間パティオ(コンクリートやレンガを敷いた、コーヒーを乾燥させる場所)で乾燥した後に、機械式ドライヤーを用いて、一定の温度の風を2日間当てて仕上げます。

広いコンクリートパティオの上に豆を薄く広げて、
天日干しで乾燥を進めています

乾燥が終わったら、豆の水分値の均一化と生豆の組織の安定化、風味の熟成のために、50日間かけてゆっくりとレスティングという作業を行います。

パティオでの乾燥は天候条件に左右されますが、トラピア農園の乾燥方法においては、性能の高い機械式ドライヤーを併用する事で理想的な乾燥プロセスを再現・コントロールする事に重きを置いて、品質向上に努めています。

夏の終わりに、甘酸っぱく上品な一杯を

夏もだんだんと終わりに近づいていますね。

暑い中フレッシュなアイスコーヒーをグビッといきたい日も、逆に冷房を効かせた部屋でホットコーヒーを愉しみたい日もある。

そう感じるのは、私だけではないと思います。

どんなシチュエーションにも合う、甘酸っぱいロゼワインのようなコーヒー。

自由に楽しんで、上品な気分になってもらえたら、嬉しいです!

▼ トラピア・ナチュラル 商品ページ

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