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[Part4 資材&手続き編] オンラインコーヒーショップ、オープンまで半年間を振り返る

こんにちは。parklyのスガです。
振り返りもPart4、今回で最終回です。

ちんたらと振り返っていたら、いつの間にかオープンして1ヶ月以上が経ってしまいました。既に、この1ヶ月の振り返りをしたくなっています。笑

今回は資材&手続き編。ちょっと、地味です。

オープンにあたり、資材の調達から行政手続きなど、地味だけど必要な準備が幾つかあったので、記録に残しておこうと思います。

これまでとは打って変わりかなり地味なので、サクッといきます。笑

資材の検討・発注

コーヒー販売においては、意外と多くの資材が必要です。

例えば、コーヒー豆を発送するにあたって、コーヒー豆に加えて以下の資材が必要となります。

  • コーヒー豆を入れる袋

  • 袋に貼る商品ラベル

  • 食品表示のラベル

  • 焙煎日の印字

  • ショップカード

  • クリックポスト用の箱

加えて、豆袋を閉じるためのシーラーや生豆の保存袋など、色々な資材が必要になります。

これらを合計すると、意外にも結構な費用がかかります。限られた予算の中で極力品質の高いものを選ぶので、結構大変。

焙煎日の印字や食品表示は、シールで貼ったり、事前にパッケージに印字された状態で購入したりと手段は色々あります。その中で私たちは、自分たちでハンコを押すスタイルにしました。

ハンコを押している時間は無心になれて、なかなか楽しいです。笑

またショップカードの作成では、印刷の種類の多さに驚かされます。素材、厚さ、加工など色々な要素があり、どれがベストか決めるのは結構悩みました。

私たちは、チープにならないこと・発色が良いことを重要視して、最終的には比較的厚めのもので、光沢加工ありを購入しました。

結果的に届いたのは安っぽさもなく、しっかりした材質でとても満足です。

発色よし&分厚くて高級感◯

食品衛生責任者資格の取得

食品を製造・加工・調理・販売する営業者は、食品衛生責任者資格を取得する必要があります。

安全な食品を提供するため、正しい知識で食品の製造〜販売のプロセスにおける衛生管理を行う役割を負っています。

栄養士や調理師、製菓衛生師などの資格を持っている方は不要ですが、それ以外の人は各都道府県で行われる講習会を受講し、修了することで取得することができます。

コーヒー豆の販売を行う私たちも例に漏れず取得が必要なので、2023年11月の会に予約し、受講してきました。

結構な頻度で開催されており、1回あたりのキャパも大きいので、受けようと思った1週間後くらいには、予約できるだろうと思っていましたが大間違い。

意外にも2〜3週間先までの予定は全て埋まっていました。飲食業に関わる人って、こんなに多いのかと驚かされます。

そして当日。6時間という、なかなかの長丁場。
講習時間や内容は、こんな感じです。

引用元:一般社団法人東京都食品衛生協会(https://www.toshoku.or.jp/training/index.html)

食品衛生学や公衆衛生学は、食中毒やノロウイルスなど、食品提供における感染症リスクの取り扱いがメインの内容となっています。

食品衛生法は法律の授業なので、3時間という長丁場は、なかなかハードでした。大学の講義を思い出します。笑

そうして無事、6時間の講習を終えて食品衛生責任者資格の取得が、完了です。

食品衛生責任者手帳を貰って、無事完了!

営業届の提出

自家焙煎のコーヒー豆を販売する場合には、管轄の保健所へ「営業届」の届出が必要です。「コーヒー製造・加工業(飲料の製造を除く。)」という区分で、届出をします。

2021年6月に法改正が行われて、それまで不要だったのが必要になりました。

届出は、全てオンラインで完結。調べながらで、15分ほどで完結しました。

こちらの記事がすごく分かりやすく流れをまとめられていますので、今後届出が必要となる方は、参考になると思います!

コーヒー屋を始めると、地味なこともたくさん

「コーヒー屋を始めた」と言うと、「素敵だね」「面白そう」と言ってもらうことが多々あります。

実際、日々自分たちの大好きなものに向き合うので、とても楽しいですしワクワクします。

一方で、今回の記事でお伝えしたような地味な、細々した作業も多い(どちらかと言うと、その方が割合が多い)のも事実。

始める前から分かっていたつもりではありますが、実際の作業量は想像以上でした。

それでも、ひとつひとつの細かな選択で、コーヒーを届けたお客さまへ与える印象を左右する。そう考え、妥協は無しに吟味することを心がけてます。

クリックポストの発送の箱も今は味気ない素材ですが、ゆくゆくはparkly coffee専用に印字されたものにもしていきたい…!

そのためにも、いち早く多くの方に飲んでいただけるよう、精進します🧚

ということで、この辺りで今回はお開きとしたいと思います。合計4回に渡り、長文にお付き合いいただきありがとうございました。

今後も、定期的に振り返りはしていこうと思います。それではまた、次回の記事で!

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