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[Part3 販促編] オンラインコーヒーショップ、オープンまで半年間を振り返る

さて今回は、Part3ということで、販促編。

最初にぶっちゃけると、実は、販促については課題が山積みの状態です。

決して上手くいってないわけではなくて、販売開始から約1ヶ月の現時点としては、贅沢すぎるくらい色々な人が知って、応援してくれて、購入までしてくれてます。

ですが、まだ販促の戦略が固まってないんですよね。各SNSをどう使うか、どうしたら多くの人々の目に留まるか、ファンになってもらえるか。素人なりに「うーん、うーん」と唸りながら、先が見えないまま進めている感覚があります。

せっかくなのでこのタイミングで、今の課題と今後のやるべきことも整理しながら、書いていこうかなと思います。

ECサイトはBASEを選んだ

まずオンライン上の店舗となる、ECサイトを作らなければなりません。

0から作るのは費用も時間もかかるので、初めからBASEかSTORESを利用するつもりでいました。

その中で、BASEを選んだのには、大きく分けると3つの理由があります。

  • 無料テンプレが豊富で、HTML編集も可

  • 集客・販促の機能が豊富

  • 独自ドメインが無料で取得できる

こちらの記事が分かりやすくまとめられていました。

そうしてBASEにてアカウントを開設。

デザインやサイト構成を考える前に、まずはECサイトの役割から整理していきました。以下の3つ。

  1. 商品を販売する

  2. parkly coffee について知ってもらう

  3. 自宅でコーヒーを楽しむための情報を伝える

1は当然、ECサイトの主目的ですが、併せて2、3の役割も持たせたいと考えました。

スペシャルティコーヒーが珍しいものでなくなった現在、他のコーヒーロースターと差別化できる要素は、達成したいミッションや、立ち上げの経緯など、私たちの「想い」にあるのでは、と考えています。

私たちの想いに共感してもらうことで、応援したい、飲んでみたい、また飲みたいと思ってもらえるのではないか、ということです。

また実店舗がない私たちには、自分たちの伝えたい味を直接届ける場がありません。

普段は家でコーヒーをドリップしない人からすると、初めて買うロースターの豆を美味しく入れるのは、なかなか難しい。

なるべく自分たちが届けたい味をどんな方でも再現しやすいよう、ちゃんと情報を届けることも、ある意味で私たちの責任であると考えました。

そうして役割を決めたら、サイト構成を考えます。

サイト構成を書き起こしていく

あとはコツコツと1ページずつ作るのみ。

BASEにはありがたいことに、サイト作成における様々な拡張機能があり、それらを駆使して制作を進めていきました。

例えば商品カテゴリを管理する機能や、商品ページをカスタマイズする機能など。

作りたいページをどの機能を使えば実現できるかを調べ、無ければ代替案で対応するようにしました。

また、作成する際に特に意識していたことは、わかりやすく伝えるということ。

商品名をどういった規則で表記するか、商品カテゴリはどう分類するか、コーヒーの専門用語はどう言い換えるかなど、コーヒー好き以外の人が見ても理解できるかどうかを基準に作成しました。

そんなことを考えながら、毎日本業が終わってから、夜にコツコツと作り上げて、今に至ります。

と言っても、正直まだまだ満足いく状態ではありません。これから継続的にブラッシュアップしていく予定です。

コーヒーをより楽しめるように、情報を整理・体系化して共有するような仕組みも作りたいなと考えています!

noteで想いを伝える

ECサイトを作りながら、SNSを活用したマーケティングも先に始めて認知してもらおうと思い、最初に始めたのがnoteです。

前々から、noteは絶対やろう!と思っていました。理由は大きく4つ。

  • 月間6,000万以上のユーザーが利用するので、見て頂ける可能性が高い

  • エッセイのようなものも多く、私たちの想いを伝えても共感してもらえそう

  • 私たちの経験や学びを言語でアウトプットするための、便利な場である

  • コーヒーについて、「分かりやすく継続的な発信」をしているアカウントがあまりない

noteって実は、MAU(Monthly Active Users)が6,600万人もいるらしいです。スゴイ。

誰もが創作をはじめ、続けられるようにする。

というミッションにあるように、一般の人からホンモノのクリエイター、経営者や人事、エンジニアなど多種多様な人が様々なテーマで発信しています。

それであれば、私たちの伝える言葉や想いも誰かに届くかもしれない、と期待を抱いたのがひとつの理由です。

そして、コーヒーに関しては「素人でも分かりやすい発信」と「高頻度での発信」を両立しているアカウントが、あまりありませんでした。(見落としていただけかもしれないですが)

「コーヒー初心者でも、コーヒーを知って楽しめるコンテンツを、届けていきたい」

そう考えていた私たちとしては、noteは適したプラットフォーム。しかも自分たちが経験したこと、学んだことを振り返る機会になれば、一石二鳥です。

そんな前のめりな勢いで、最初の2ヶ月は週に1〜2本のペースで投稿を続けていきました。

着実にPVやスキが伸び、リアクションがあると嬉しくなり、新しい記事を考えては書いて投稿、を繰り返していました。

そんな時に、1つの記事がプチバズりする。

たまたまnote編集部のマガジンにピックアップされて、多くの人の目に触れる機会になりました。1週間ほど、毎日のようにスキをしてもらうことができ、フィーバータイムの気分です。笑

この記事は執筆前にちゃんとリサーチをして、分かりやすく「浅煎りコーヒーの魅力」が伝わるように書いたつもりでした。丁寧に書けば、伝わるんだなあと、何とも嬉しい。

しかし12月に入ってから、本業が忙しくなり、時間が取れなくなりました。今も続いており、なかなか更新頻度を上げられておらず、、

これからもnoteはできるだけ高頻度で投稿を続けていきたいと思っています。自分たちの想いや、どんなことをしているかを伝えていきたい。また何より、サイコーに美味しいコーヒーを通して、ライフスタイルがより良くなっていくきっかけを作っていきたいと思います。

こんな記事を読みたい、という意見などありましたら、ぜひコメントにお寄せください!

Instagramで繋がりを作る

個人で自家焙煎コーヒー豆の販売をしている先輩がたのnote記事を読んでいると、やはりInstagram経由でお店を知って、買ってくださる方は多いらしい。

ということで、次に始めたのがInstagramです。

まず、目的は以下の通り、設定しました。

  • parkly coffeeへの認知

  • 「直感的にコーヒーを楽しむ」というコンセプトへの共感

noteはテキストでの発信がメインであるのに対し、Instagramにおいては写真がメインとなりますので、直感的にコーヒーの良さを感じてもらいやすいのがメリット。

そのため、Instagramでは極力写真や動画だけでもコーヒーを楽しむ時間の豊かさを伝えたいと考えました。

そして次は、投稿する内容をリストアップします。

そして、投稿内容に合わせて写真撮影を進めます。

投稿用の写真と商品写真は、友人にお任せすることにしました。サッカー部の友人、スズです。

コンセプトに合わせて、シチュエーション写真から商品写真と、色々撮影しました。

カッピングの写真から
商品写真も
キャンプでのコーヒーシーンまで

ある程度写真のストックができ、投稿記事のリストアップも完了したタイミングで、運用を開始。

だいたい週に1〜2つを目安に投稿し、ストーリーズは出来るだけ毎日投稿するようにしています。

・・・

と、色々段取りして進めてきたのですが、実はなかなか思い通りには進んでいないのが実態。

まず、投稿頻度の少なさ。

当初の計画に対して、投稿頻度はまだまだ少ない。発信のコンセプトや方向性が固まりきっていないこと、そのため投稿用の写真のストックが少ないことが原因です。

Instagramを通して、まだ私たちのことを知らない人に知ってもらうには、どのような魅せ方をするべきか。まだまだ考え抜かないとなと、反省です。

またそれに伴い、フォロワーの伸びも課題。

バズりたいわけではありません。ちゃんと興味を持ってくれる人にフォローしてもらい、応援してもらい、購入に繋がれば嬉しいと思っています。

が、それにしてもまだまだ少ないので、もっと多くの目に触れるために、出来ることをやっていかねばと。

今後もInstagramは販促ツールの核として、色々な発信を続けていきますので、ぜひフォローしてください🙏🏻

その他、実はやってるSNS

メインで運用しているのはこれまでに取り上げたnoteとInstagramですが、実は細々と運用しているSNSがあります。YouTubeです。

厳密にいうとアカウントを開設しているだけで、まだ投稿も何もしていません。これから、コーヒーの楽しみ方を知って頂く機会になるような、動画を投稿いけたらなと思っています🎥

まだまだこれから

準備をしていく中で、ECサイトを選ぶのにも、SNSをどう運用するか決めていくにも、自分たちで0から調べて意思決定するの連続なんだなと、改めて感じます。

オンラインでの販売でも、いや、だからこそ、届けたい相手のひとりひとりを想像して、お客さん視点で意思決定していきたいなと思います。

サービスに対する意見や感想があれば、ぜひ頂けますと幸いです!

では今回は、ここらで。

次回は振り返り最終回。地味ですが、資材&手続き編をお伝えしていきます!

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