この世はグラデーションでできている
今日の夕方から日が暮れるまでのマジックアワー。
僕の目に映る東京の空は最高だった。
グラデーションが美しくて思わず眺めて、時間が気づいたら経っていた。
真っ青な空。真っ赤な空。真っ黒な空。
どれも澄んでて美しいのだが、今日感じたグラデーションの美しさは格別だった。
それは、複雑だけど澄んでいて限りなくピュア。そして、均衡の上に成り立っている儚さか。
自分の中である感覚に近くて、矛盾にも近い異質なものが混ざり合って成り立っている感覚。複雑性があるけどもピュアなもので、それぞれが共存しながらも今しかないこの時に成り立っているもの。
一色で表現できる感覚よりも、美しさがあるように思う。皆がどこかに折り合いをつけながら生きている。そして、いろんなタイプの人間が共存している。
生きるってグラデーションの中に在る。
この世はグラデーションでできている。
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