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アクティビティ企画の裏側!四季を全身で感じる「100の体感」って?

2021年4月末にリニューアルオープンを予定している「いばらきフラワーパーク」で、どんな思い出に残る「記憶」や「体感」を生み出すことができるのか。今日は現在進行中のアクティビティ企画の裏側を、企画担当者のエピソードとともにご紹介します。

「見る」から「感じる」フラワーパークへ進化中

茨城県石岡市に位置する「茨城県フラワーパーク」は、2021年4月末、五感で感じる「いばらきフラワーパーク」としてリニューアルオープンします。
このプロジェクトに参画し、企画・デザイン監修・運営を担当しているわたしたちparkERs(パーカーズ)

リニューアルするパークの魅力は、バラのトンネルや360°香り豊かなバラに包まれるエリア、茨城県や石岡市八郷(やさと)地区の季節折々の豊かな食材を使ったレストランなど、ただ見るだけでは終わらない、五感を使って体感できるコンテンツが様々に計画されているところ。

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その中でも今回ご紹介したいのが「100の体感」
自然豊かな土地を生かした、季節ごとの魅力を体感できる、年間で100ものアクティビティを企画しているんです。そして現在、予定しているアクティビティを実際に自分たちで体験して、オープンまでに課題や改善点を見つけ、さらに良いところはより魅力を高められるよう試作を重ねています。

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本日は、これまでに実践してみた11のアクティビティの中から、リニューアルオープンがより一層楽しみになるアクティビティを先取りしてご紹介します!

「やさとの森のどんぐり拾い」

まず紹介するのは、広大な敷地をいっぱいに使って楽しむどんぐり拾いのアクティビティ。空間装飾やイラスト、デザイン等の作家として活動する、栃木県那須在住のクリエイター 吉尾良里(よしお らり)さんと行なう企画です。

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普段の生活で、落ちているどんぐりや木の実に注目し、視線を下げてじっくり散策する時間はあまりないもの。里山をじっくり観察し、地面から足に伝わる感触や、風の流れ、自然の音を五感を使って全身で感じながら散策します。

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拾い集めたどんぐりは、みんなで仕分け。いろんな形や色のどんぐりがあることに気づきます。

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気になった形や特徴的なものを並べて、記念に写真撮影!カゴやキャンバスを使った魅せ方で思い出にも残ります。

「100の体感」をメインで企画している、parkERs 空間デザイナーの武井さんにも、各アクティビティのおすすめポイントを伺いました。

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parkERs 空間デザイナー 武井真奈美 
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科でテキスタイルを専攻。卒業後、株式会社SUBARUに入社。10年間、車の内外装のCMF(カラーマテリアルフィニッシュ)デザイナーとして素材の色柄開発とコーディネートに携わる。parkERs では、色やマテリアルの知識を生かしながら、企業や公共施設の空間デザインを担当する。

武井:「森を散策する中で発見がたくさんあり、スタッフ自身とても楽しんでいるのが印象的でした。木の実を探しながら、しゃがんでみたり見上げてみたり...いつもと違う風景を『宝探し』をするように、子供だけでなく大人も夢中になれる企画です。

キャンバスに並べるとたくさんの種類・形・色があったことに気づかされ、アートのような思い出写真が残せるのもおすすめなポイントです。」

「八郷の景色のシルクスクリーンバッグと、
八郷の木のキーホルダーづくり」

こちらはシルクスクリーンの手法を用いて、「いばらきフラワーパーク」がある茨城県の石岡市八郷(やさと)地区でよく見かける風景のパターンから好きな絵柄を選び、バッグに自分で印刷していきます。

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八郷の地域起こしを目的に活動しているメンバーが運営する「シェア工房BONCHI」さんの人気アクティビティ企画。

「100の体感」では、約25組の外部パートナーのみなさんと協力し企画を考えていますが、そのうち15組が八郷や茨城を拠点に活動するみなさま。リニューアルオープンに際しては、地域とのつながりや茨城の魅力再発見ということを重要視しているため、地元で活躍する方や作家さんに講師になっていただいています。

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簡単だけど個性が出る、気軽にお楽しみいただけるアクティビティ。

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またキーホルダーづくりでは、八郷で採れた個性豊かな木を使います。素材の個性を楽しむも良し、色付けでオリジナリティを出すも良し。手で触ったときに感じる、木の温もりや手触りも楽しめます。

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武井:「地域を愛するBONCHIさんの目線ならではの、八郷らしい風景を切り取ったパターンが印象的。ちょうど帰りの車で、パターンに似た景色をみて盛り上がったのを覚えています。身に付けるものと風景を重ねて楽しむ、そんな楽しみ方もできるかもしれません。

工作機器を使って木を切ったり、削ったりという体験は、お子さんでも教えてもらいながら楽しめます。
オープンまでには、エコバッグやTシャツなどレパートリーを増やしていきたいと考えています。」


「桐のリースづくり」

桐製品を作るときに出るカンナくずを活用してリースを作る、アップサイクルなワークショップ。桐の素材感が新たなリースの魅力を引き出します。

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石岡の桐工芸とコラボレーションした企画ができないか考える中で、地元の工芸店の協力で計画してくださいました。
土台にかんなクズを巻きつけることで、ナチュラルなイメージのリースに。

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桐の香りを感じるたびに、八郷の自然を思い出すような個性的なリースが完成しました。

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武井:「部屋に入った瞬間、みなさん『いい香りがする〜』と気づくほど、準備をするだけで桐の香りが広がっていました。桐と言えば白いイメージがありますが、触ってみると思ったより桐の色がナチュラルで驚きます。漂白されていない自然な風合いがおすすめです。

また調湿・殺菌効果があるなど、古くから日本の生活に溶け込んでいた桐という素材の素晴らしさにもあらためて気づけるようなアクティビティでした。園内のいろんなところにリースをひっかけて、写真もたくさん撮りたくなります!」


「杉の枝の蒸留体験・アロマスプレー作り」

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園内の森でとった杉の小枝を使った蒸留体験とアロマウォーター作り。アロマ調香デザイナーの齋藤智子さんの企画です。

齋藤さんとはparkERsのオリジナルアロマでもコラボレーションさせていただき、公園の情景をイメージした香り「草露」「木漏れ日」「樹陰」も作りました。parkERsのオフィスでは、お客さまに「このオフィスいつもいい香りがする!」と好評をいただいているアロマです。

蒸留の仕方を見学し、蒸留してアロマウォーターを抽出している間は、齋藤さんたちからアロマの特徴などについての香りのレクチャーをしていただきました。

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そして約40分後に出来上がったアロマウォーターに各自好きなアロマオイルを数滴ブレンドし、オリジナルのアロマウォーターを作りました。

武井:「ガラスの蒸留機は実験をしているようで、メカニックな雰囲気で意外と男性人気も高かったです。杉の香り、蒸留したアロマウォーターの香り、杉のアロマオイルの香りが全て違っているのも発見でした。きっと獲りたてとドライも違うはす。これから深堀していくのが楽しみです。

アロマ好きでなくても盛り上がれる、植物の効能や見た目も楽しめる、そんな企画にアップデートしていく予定です。」


「焚き火のワークショップ」

薪割り→火起こし→焚き火の体験を一連して体験するアクティビティ。“火とアウトドア”のプロ・ILBF(イルビフ)さんにご協力頂きました。

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薪割り体験では子供でも危なくない薪割り台を使用したり、火起こしは火種となる麻ひもをほぐすところからメタルマッチで火花を起こして着火するところまで行ないます。

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レンガを組んで作ったロケットストーブやけむりの出ない焚き火台など、焚き火のプロならではのコンテンツが満載!

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夜空に光る星を眺めて、ふと足元に目を向けると見える暖かな炎の色。暗くなり星空になるまで、焚き火を囲む穏やかな時間を過ごしました。

武井さん:「普段は火遊びをする機会がなかなかない子供たちが、今日は火をつけていいよ!と言われてはしゃいでいたのが印象的でした。

薪割りをした瞬間、ふわっと木の香りが広がって割った人にしか味わえない楽しみも。(私はニッキの木の香りに感動!)
空が夕暮れからだんだん夜空に変わってきて、星と焚き火が一緒に見られると...そこには特別な体感が待っています。」

八郷周辺に住む方にもご参加いただき、体感度を実験したこちらのアクティビティ。リニューアルオープン後には、実際に来園するみなさまと火を囲み同じ時間を共有できるのが楽しみです。

* * *

2021年4月末にリニューアルオープンする「いばらきフラワーパーク」で参加できるアクティビティ「100の体感」。今後はどのような企画が計画されていくのでしょうか?

オープンまで約8ヶ月。最新情報は「いばらきフラワーパーク」のホームページ公式Facebookにて更新中です!ご興味お持ちいただけましたら、ぜひご覧ください。


この記事を書いた人は

parkERs ブランドコミュニケーションチーム
森み
涼しい日が続くようになりました。
食の楽しみな秋がやって来ます。




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「青山フラワーマーケット」から派生した空間デザインブランド「parkERs(パーカーズ)」公式note。自然の少ない都市に花と緑のある「公園のように心地よい空間」をご提案してるチームの日々の奮闘や考えをお届けします。 HP : https://www.park-ers.com/
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