植物のある暮らしの伝道師、parkERsの「グリーンライフチーム」ってどんな人たち?
こんにちは。parkERsブランドコミュニケーション室、新卒入社1年目の矢崎です。
・・・とは言っても季節は春。もうすぐ2年目です。
外では桜が芽吹き始め、parkERsのオフィスではweekly flowerの「ラナンキュラス」が新しい季節の始まりを彩ります。
突然ですが皆さん、植物を育てたことはありますか?
parkERsの作った空間にはたくさんの植物が、のびのびと生えています。
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「こんなにたくさん、どうやって育てているの???」と思われる方も多いかもしれません。
そんな疑問にお答えし今回は、parkERsの手がけた「公園のような心地よい空間」の植物をメンテナンスしている“グリーンライフチーム”についてご紹介します。
「人も植物も育っていく空間」をデザインする
空間の完成をスタートに、お客さまが過ごす“時間”を作り出すのが“グリーンライフチーム”です。
▲parkERsのチーム編成は こちらの記事でおさらい!
実際に何をするかというと、施工した物件に訪れて植物をメンテナンスするのですが、実はparkERsのメンテナンスはとてもユニークなんです!
もし皆さんが「室内を植物でいっぱいにしたい!」と思ったとします。
「でも、自分で育てるには大変だし、枯れたら戻らないし・・・よしじゃあ、メンテナンスも一緒にやってくれる会社に頼もう!!」
そう考えたとき一般的なのは「植栽レンタル事業」を行なっている業者さんに頼むこと。
つまり、植物を定額のレンタルで貸し出してもらい、室内に置きます。たまに業者さんがやってきてメンテナンスをし、植物が弱ってきたら元気なものに交換してくれます。
そうすることで常に一定して美しい状態を保ってくれる、という仕組みです。
しかしparkERsはそうではなく、その場所で“育てるメンテナンス”を行ないます。空間を作った時点が完成ではなく、そこからが始まり。
植物を育てたことがある方は分かるかもしれません。春になって新芽がでてきたり、気づくと花が咲いていたり、(なんか前より大きくなってる!)と気づいたとき。なんだか愛着が沸きますよね。
わたしたちは、その場所で植物を育てていくことで、日々の変化や季節を感じてもらいたいのです。
そのために、そこにある植物を過ごす人にとってどんな存在にしたいか?と考えながら、大事に育てていきます。
▲とあるオフィスのエントランスに納品した高木(エバーフレッシュ)は、なんと3ヶ月で天井まで届くほどに成長しました!
育てるメンテナンスはどうやって行なっているの?
グリーンライフチームは、およそ2週間に1度ほど施工した空間に足を運びます。
そして水やり、枯葉取り、剪定、葉拭き、病害虫の除去、植え替えなどの作業を行ないます。(ひとつひとつの作業をこだわりを持って行なっています。しかし残念ながら長くなりそうなので割愛します。第2弾をお待ちください!)
2018年度入社のメンバーは、研修でグリーンライフチームに入り植物のメンテナンスを学びました。それまで植物の世話はベランダのガーデニングくらいしか行なったことが無かった私。
実際に入ってみてびっくりしたことは、植物には人と同じように様々な性格があるということです。
光が好きなものもいれば、暗い場所が好きなものもいる。水を沢山あげないと枯れてしまうものもいれば、逆にあげすぎると弱ってしまうものも。環境の変化に強いものもいれば、なかなか定着しないものもいるのです。
ライフチームのメンバーは、そんな植物ひとつひとつの性格や周りの環境をみて、2週間に1度のメンテナンスで適切な水の量や剪定方法を判断し、育てていきます。
これはまさに、豊富な経験と専門性、そして植物への愛があってこそ成し遂げられる術です。
人・植物・地球に優しいメンテナンス
グリーンライフチームは「人・植物・地球に優しいメンテナンス」を心がけています。
例えば植物についた病害虫を駆除すると聞いたとき、どんなイメージを持ちますか?マスクや手袋を着用し農薬の入った刺激臭のする薬剤を散布・・・。考えただけで体に悪そうです。
植物に虫がついてしまうことは生きものである以上、仕方がないことではあります。しかしわたしたちが作りたいのは「公園のような心地よい空間」。それは、人も植物も安心して過ごせる場所です。
ですから病害虫対策も、基本は手作業です!水や霧吹きで洗いながす、タオルで丁寧に拭く、ブラシで葉をこまめに掃除をするなどなど。びっくりするかもしれませんが本当です。
▲殺菌のためにお湯を撒き、葉を1枚1枚タオルで丁寧に拭いている様子。
薬を使用する場合も100%植物由来のオリジナルのメンテナンスオイルを使っています。毎日近くにある植物だからこそ、安心して過ごせますよね。
そして実は、植物が植わっている土もオリジナルです。
▲その名も「parkERs soil」。
土は地面にあるもの。しかしこの「parkERs soil」は違います。コーヒーの豆かすや、ココナッツの殻、ヤシの実の皮などの素材を使用し、新たに地球を掘削しないので、環境に負担をかけずとってもeco。
そのうえ水はけが良く、保水性もあり植物がよく育つため、地球にも植物にも優しいです。
そしてとにかく軽いです!わたし(20代女性)でも一度に4-5袋持ち運べるほどなので、女性スタッフが多いグリーンライフチームにとっても、優しい土なのです。
その先の、豊かな時間を届けたい
グリーンライフチームの活動は、植物のメンテナンスだけにとどまりません!
“植物のある暮らしの伝道師”として日々、いろんな観点から花や緑の魅力を伝える活動をしています。
▲植物を使ったワークショップを行なったり、
▲「TRY GREEN」として植物をアウトレット価格で販売し、植物との暮らしを始めるきっかけ作りを行なったり、
▲季節の花を空間に添えたり、(もとが花屋なので、切り花に詳しく、扱いにも慣れているスタッフが多く在籍しています。)
▲時には産地を見学をして、植物がどんなストーリーを持ち育ってきたのか学んだり。
「植物があり人がいる、心地よい空間をつくるためには何が出来るだろう?」常にそう考えては実行し、どんな努力も手間も惜しまない。
グリーンライフチームは、植物を通してお客さまが過ごす“時間”を作り出す、情熱溢れるアツいチームなのです。
おわりに
それぞれがユニークに、植物への愛を持って日々活動しているグリーンライフチームのメンバーの魅力は語り尽くせません。
ぜひ、見かけたら気軽に声をかけてみてください。皆さんのご自宅の植物の相談にも的確に応えてくれますよ!
次回のnoteは、そんなグリーンライフチームより“parkERsのプランツハンター”こと遠藤による執筆です。珍しい植物を求めてフィリピンにまで飛ぶ、というマニアっぷり。自宅に構えた温室で、休日も朝から晩までせっせと植物を植え替えているそうな・・。
そんな彼の植物育成にかける想いは並大抵のものではありません。どんなマニアックな記事になるのでしょうか・・!?どうぞお楽しみに!