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AUS童貞ロックンロール コミュニティさえあれば

バイトはどうやって見つけたん? 
チームはどうやってみつけたん? 

そんな話

バイトは生活情報サイトの求人から


3000ドルで何日生きることができるか。

生活にかかるお金 食べ物、料理するための道具、トイレットペーパー、自転車、交通費、通信費etc...
それに引っ越しの敷金、前払いの家賃 あげればキリがない。

普通に暮らしていたら2ヶ月でクレカの錬金術師になってしまう。
すぐに賢者の石を探す必要がある。

オーストラリアでのバイトの探し方は、いくつかある
①直接店に行って自分で自分を売り込む。
②情報生活サイトに出ている求人にレジュメ(履歴書)を送り応募する。
③紹介

なんのコネクションもなく英語も話せない人は①、②でだいたい見つける。
①で成功している人は一人しか見たことがない。

②は、日豪プレスGumtreeなどの
現地の生活サイトで探す。日本で言うジモティー、

シンプルではあるがみんなバイトを探しているので条件のいい店は競争が激しい

引っ越しの家探しも同じやり方。空いてる部屋に連絡して引っ越す。


レジュメResume作り


とにかく履歴書を作る必要があった。
一から作るのはめんどくさすぎる。
そもそも履歴書の書き方がわからない。
どうする。どうする。どうする。
コピーしよう。学生時代お世話になった。コマンド+C そしてV
語尾だけ変えればバレない都市伝説 
何を隠そう自分よりも先に現地に来て、既にバイトをしている大学の友人がいたのだ。パクらない手はない。

生野区 田島のマイルドヤンキー はじめくんに
履歴書参考にしたいからくれへん?と言ったら
無事にゲット 

少しいじって
実際に送った履歴書がこれ





スクリーンショット 2020-10-08 22.00.43

↑困っている人は使ってください。。


レイアウトは全く同じ。

一つずつ見ていこう

Summary 
日本語、韓国語、ちょっと英語話せます以外は多分全て同じかも。

Work Experience
Moving Service  訳 引越し屋 日雇いの派遣バイトで一度やった
Rugby Coach  訳 ラグビーコーチ スクラムを高校生と組んでアドバイスしたことある。

Education
Meiji Uni
IHB           両方まだ卒業していない。。

詐称に近い。だがオーストラリアの履歴書は誇張してなんぼ。これくらいはザコシショウ以下なので問題ない。
日本での経歴なんて確かめる手段はないし確かめない。仕事はゲットしたら勝ちだ。


日豪プレスの求人にこのレジュメと、ラグビーやってます!とてもテキパキ動けるので興味あれば是非ご連絡ください!のメッセージを添えて4件くらい送るとすぐに反応があり、新店オープンのラーメン屋のバイトをゲット。初勤務は5月。ギリギリ錬金術師にならずに済んだのだった。

そんなラーメン屋時代修得したスキルは数知れず。
ゆでたまごの早むき、豚骨の洗い方、麺の湯切り、チャーシューのあぶり方、表面張力を使ったタレの入れ方、器の早洗い、3150


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  湯切りエース時代 真ん中ではありません


ファーストコンタクト

学校が始まり初めての土曜日
エージェントに紹介してもらったラグビーをしている日本人に会いに行った。
場所はUniversity of queens land   クイーンズランド大学 通称UQ 
三月末、すでにシーズンは開幕から1節終わり2節目の試合だった。


そこで初めて顔合わせしたのが
現在 秋田ノーザンブレッツでプレーしている、WTBのいたるさん
Women's Redsでプレーしている SHのデジーさん
その他にもいろんな人が居た。名前は忘れてしまった。
学校にいた韓国人たちの助言で
イングリッシュネームを考えていた俺は
そこにいた一人に名前を聞かれ
とっさにParker パーカーと名乗り握手した。


すぐプレーを始めたいと言うと、いろんなチームに体験に行って好きなチームを選ぶのがいいとのアドバイスをゲット
それと住んでるとこから一番近いチーム Sunnybank Dragonsを教えてもらい、そこには一人女子の日本人選手がいると聞いた。
練習のある火曜日と木曜日にグラウンドに行けば取り合ってくれると言う

(その人に入りたいっていえばええかー。色々回るのもめんどくさいし)
初めからいろんなチームを見る気はなかった。

火曜日すぐDragonsにいった。

この日からパクソンホではなくパーカーとしての生活が始まった。オーストラリアでの話はほぼ全て、もう一人の僕 Parkerのストーリーになる


即入団



ドデカい駐車場 観客席付きの綺麗な天然芝1面 汚い天然芝のグラウンド2面
めちゃくちゃごつい選手達。腕やズボンにセメントをつけた選手。汚い方のグラウンドでは犬が走り回ってた。こんな世界があるのかとあっけにとられた。

一人で乗り込んだものの、なんせ意思疎通ができない。
そこに現れた救世主が、Women's Redsでプレーしている あやね
レセプションに連れて行ってもらい、ここでラグビーしたいと伝えて貰った。
するとアプリのチームページから登録してお金払ったら完了だと教えてくれた。とても簡単。その日はそのまま汚い芝生で練習。驚いたことに練習後みんなシャワーを浴びない。


そこにもう一人日本人がいた。 
浦和高校卒、オーストラリアの大学に通っている。大インテリ すぎちゃん
滞在期間中お世話になった人ベスト4をあげるなら確実にランクイン

試合に行く時は毎回拾ってくれ、家がない期間は泊めてくれカジノに行ったり、一緒に『亀』と書かれた石を探したり牛乳を運んだりした。
ゴールドコースト開催の、夜の天下一武道会ではお互い超神水で超サイヤ人になるが現地の強者たちにぼこられ、ヘイブラザーと声をかけてくるヤジロベーから買ったトルコの仙豆で体力を回復させ、觔斗雲で帰るのだった。優勝することはなかったがいい大会だった。

全然話はかわるが、夜のゴールドコーストと六本木はワードウルフできるくらい共通点が多い。


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超神水



・・・

書いていてわかったのだけれど、知り合いのいない、本当にゼロのところに行ったと思っていたが自分の今までの経験から自然と繋がりが生まれ、現地で頼れる人はいっぱいいた。その後もバイト探しで大きく困ることはなかったし、困ったことがあれば誰かしらに聞けば解決した。何もつながりがないと思っていても自分では気づいていないだけで色々あるものだ。スポーツ、趣味、経験、やってみたいこと、夢、人種、言語 好きなドラマ 等々。。

人が持っているものは意外に多い。
そしてバイト探し、ラグビー探しに面白いエピソード、ゲス話はない!


ロケンロール




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スリランカから電話きたことある人以外はスキ押してください







二郎は正義