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エキシビジョンレポート / 港町カレンダー原画展 『生きている風景』 @真鶴出版

神奈川県の西の方。
広い海に囲まれた街、「美の町」とも呼ばれている、真鶴町。

最近、話題のスポットとしてもテレビや雑誌にも取り上げられていますね。魅力がある町の理由には、町民の団結力も理由にあるのではと思っています。

昔から引き継がれてきた美しい港町の風景を、町全体で維持し残していくために必要な基準をつくり、まちづくり条例として施行されている、「美の基準デザインコードブック』という1冊の本があります。わたしも元は知らない町の話だよなと思っていたけど、この本でも実感できる真鶴町の魅力の理由を知ったら人ごとではないような気がしています。メディアの情報だけと言わず、ぜひこの本も目にする機会があったらぜひ手にとってほしいです(パークにも見本誌常設中)。

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そんな真鶴町に住む町民に愛されている、カレンダーがあります。
小さな港町真鶴で暮らす日常を、コラムやイラストで描いた新しい形のカレンダー『港町カレンダー』。

刊行したのは、真鶴の情報を発信しながら宿を運営している、泊まれる出版社・真鶴出版さん。真鶴を拠点に作家活動をしている、イラストレーター・山田将志さんによるコラムとイラスト、デザイナーの鈴木大輔さんのデザインで、作られたカレンダー。真鶴出版さんの発案で町民の方に寄り添ったコンセプトで、町で実際に生活する作家お二人といっしょに刊行されています。

みなさんとはご縁もあって、昨年秋にこの『港町カレンダー』の原画展をパークギャラリーで開催しました。その巡回展として、拠点となる真鶴町にある真鶴出版さんで今週29日(金)まで原画を展示をしています。

わたしも現地に先日行ってきました。

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目印はこの看板。小道に進んでください。
少し進むと左手に真鶴出版さんがあります。

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会場では、真鶴出版の川口さんがご案内してくれます。
本当に良き空間。。

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仲よしの megumi yamazaki ちゃんと訪問しました。
パークでの開催の時に行けなかったから、町の風景といっしょに作品をたのしんでいました。今回は以前の作品も追加されて展示されていたので、また新鮮。

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宿の一室で作品がずらりと並んでいます。
和室の雰囲気と気持ちのいい日差しで心地よさが増し増し。

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絵で感じていた空気感を、現地で味わえるのは最高です。

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この絵を見て惹かれ、御菓子司「やない」さんにも立ち寄っちゃいました!

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山田さんにも会えて、嬉しかったです。いつも穏やか。ユニークな性格でもあるので、とても接しやすいのでぜひ会えたらお話してみてください。

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年末年始の忙しなさからきた疲れも、一気に癒されました。
今週29日(金)までとなっています。お近くの方はぜひ。

by パークギャラリー・いのうえあかね

港町カレンダー 2020 - 2021 / 原画展
『生きている風景』@真鶴出版
2021年1月16日(土)- 1月29日(金)
13:00-17:00 / 火水定休
場所:真鶴出版
神奈川県足柄下郡真鶴町岩217
https://manapub.com

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