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Vol. 6 長所ってなに?
On ne doit pas juger du mérite d'un homme par ses grandes qualités, mais par l'usage qu'il en sait faire. (Jean de Bruyère)
【訳】
人間の長所は、その偉大な資質によって判断されるべきではなく、その資質をいかに生かすことによって判断されるべきです。 (ジャン・ド・ラ・ブリュイエール)
【語彙】
doit : 動詞devoir (~しなければならない)の三人称単数現在形。ここでは≪on ne doit pas ≫(~してはいけない)という風に否定形になっています。
juger :(動詞)判断する
mérite (m) :資質、長所、取り柄、価値、能力
homme (m) :人間
par :(前置詞)~によって
qualité (f) :長所、美点
mais :(副詞)しかし
usage (m) :使用、用途、使い道
en :中性代名詞。前出の名詞を指します。ここでは≪qualités≫(資質)を指しています。
sait : 動詞savoir (~することができる)の三人称単数現在形
faire : (動詞)~する
【メモ】📝
様々な意味を持つ語については、この文脈の中で一番
近いものを選んで訳させていただきました。
【略語】
(m) = masculin 男性名詞
(f) = féminin 女性名詞
(pl) = pluriel 名詞の複数形
【豆知識】
ジャン・ド・ラ・ブリュイエールとは?🧐
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール(Jean de La Bruyère, 1645年8月16日/17日 - 1696年5月10日/11日)は、フランスのモラリスト・作家です。
17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、人生を深く洞察した著書『カラクテール』(Les Caractères ou les Mœurs de ce siècle)(和訳: 『人さまざま』)(1688年)によって知られれています。
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