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Vol 10 アナトール・フランスは狂気がお好き

J'ai toujours préféré la folie des passions à la sagesse de l'indifférence.
(Anatole France)

【訳】
私はいつも無関心の賢さより情熱の愚かさを好んできた。(アナトール・フランス)

【語彙】

  • toujours : (副詞)いつも、常に

  • J'ai préféré : 動詞préférer (~を好む)の一人称単数複合過去形

  • préférer A à B : BよりAを好む

  • folie (f) : 狂気、正気を失っていること、熱中

  • passion (f) : 情熱

  • sagesse (f) :知恵、賢さ

  • indifférence (f) :無関心

【メモ】📝

様々な意味を持つ語については、この文脈の中で一番近いものを選んで訳させていただきました。

【略語】
(m) = masculin 男性名詞
(f) = féminin  女性名詞
(pl) = pluriel   名詞の複数形

豆知識
アナトール・フランスとは?🧐

アナトール・フランス(Anatole France, 1844年4月16日 - 1924年10月12日)は、パリ出身のフランスの詩人・小説家・批評家。
本名はジャック・アナトール・フランソワ・ティボー(Jacques Anatole François Thibault)です。
アカデミー・フランセーズの会員を務め、ノーベル文学賞を受賞しました。代表作は『シルヴェストル・ボナールの罪』『舞姫タイス』『赤い百合』『エピクロスの園』『神々は渇く』など。
なんとあの芥川龍之介が傾倒していたそうで、石川淳氏の訳でも有名だそうですよ。


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