移民局（OFII）で学力試験

Bonjour!

パリ在住のボンビーガールです。

今回は移民局（OFII）で学力試験を受けに行ったお話をします。

１：ロックダウン中でも開いてます

私の召喚状の日程は１１月初旬。何と２度目のロックダウンの翌週でした。
学力試験が行われるのか、その日に行かなければならないのか分からず移民局に電話しました。しかし、、、

何度かけても電話に出ない！！！（フランスあるあるですね...）

移民局のTwitterやFacebookの投稿には何も記載されておらず、コメント欄には私と同じように召喚状が届いている状況の人たちがコメントしていましたが、もちろん返信はされていませんでした。召喚日の前日、朝から仕切りに電話をかけ続けると、出ました！笑

『時間通りに来てください。』（ガチャッ！）

２：移民局に到着してからの流れ

Googleの口コミを見ても評判の良くない１３区の移民局に朝８時３０分、向かいました。１３区の移民局はOlympiades駅から徒歩５〜６分のところにあり、２０分前に到着したのですが、すでに１０人ほど並んでいました。同伴者は本人が１８歳以上の場合、フランス語が全く話せなくても一緒に中に入ることはできないそうです。
セキュリティーを通ると待合室のようなところで待たされます。↓

何分かするとセキュリティーの人から２階（仏式）まで上がるように、と伝えられるので２階に行き、またそこで何分か待ちます。教室のような部屋（マクロン大統領の写真が飾られています）に一人ずつ呼ばれ、受付の人に召喚状とパスポートを渡します。

『ここで！！！！！大きなミスに私は気づくのです。』

なんと、、、召喚状の名前が自分の名前では無い...！！私は言われるまで気づきませんでした。正確に言えば私のミスでは無いのですが（確認するべきだった...）、まさかの違う人の召喚状をメールに添付して送ってきていた移民局（個人情報ダダ漏れ）。ここで帰るわけにはいかないので、受付の人に全力で説明しました。
実は、番号が１つ前の人の召喚状が届いていて、私の予約もたまたま同じ日の同じ時間だったのです。自分の名前がリストから見つかり、手ぶらで帰らずにすみました。

この受付で、何かディプロムは持っているのかと聞かれるので自分の持っているディプロム（原本）を提示します。（私はDELFの合格証を渡しました）
＊必ず原本を持っていってください（何人か受領してもらえない人がいました）。

３：学力試験開始

ここから1時間ほど、全員が集合するのを待ちます。全員席に着くと試験管２人が試験の説明をします。A1以上のレベルがないとフランス語の授業を最低２００時間、最高６００時間受けなければならない、とのことでした。
私はテストを受ける気満々だったのですが、先ほどの受付の人に呼ばれ、学力試験はDELFのディプロムがあるから受けなくていいよ、免除されました。

しかし、免除されたはいいものの時間短縮になるわけでもなく、同じ試験部屋でただ全員の試験が終わるのを待たされました。笑

４：試験後の面接

筆記試験が終わり、解答用紙が回収された後、一人ずつ担当者に呼ばれます。
私の場合は、ここで先ほどの『ディプロムの原本』をスキャンしてもらうために渡しました。その後、担当者に名前、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、健康保険に加入しているか、を聞かれます。すべての情報記入が終わると、４日間の市民講座（必須）についてを説明してもらい、そして講座の１日目と２日目の日程を決めます。３日目と４日目の日程は講座の人が後日決めてくれるらしいです。
残念ながら、ロックダウンだからと言ってオンラインでの講座は行わないんだそうです。（少し期待していました笑）

５：契約書に署名

最後に『le contrat d'integration républicaine 』＝（統合契約書）にサインをして終わりです。私は他のブログの方の記事をじっくり読んでから行ったのですが、パスポートにはシールのようなものは貼ってもらえず、４日間の講座が終了したらもらえると思うよ、と言われました。もしかしたら、オンラインで移民局へ申請した際に送られた紙が、そのシールに相当するのか、または制度が変わったのか、、、わからないですが、市民講座が完了したら何かあるかもしれないので分かったら追記しておきます。

それから、後日（１週間程度）郵送で移民局のサインの入った書類が送られて来ました！Attestation de dispense de formation linguistique CIRというもので、滞在許可証を申請する際に必要になるそうです。

６：必要書類

今回、移民局での必要だった書類（私の場合）は、こちらです。
・召喚状
・パスポート
・（持っている人は）ディプロムの原本

＊送られてくる召喚状に必要書類が書いてあります、個々で異なることもあるのでしっかり確認してから行くといいでしょう！

市民講座を受講したらまた投稿しますね：）

（追記）

ビザを有効化するために、パスポートに貼られる『シール』ですが現在は『シール』を貼る制度はなくなったそうです。オンラインで収入印紙を購入してから、政府のサイトから『有効にする（validation）』を申請すると『validation』の紙がメールで送られてくるのですが、それが『シール』に値するそうです。

では、次回の投稿で！