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#30代#自宅トレーニング歴2年#ボディメイク大会入賞 〜第1章〜

第1章:ボディメイク大会出場のきっかけ

1.在宅勤務

2020年以降、中国・武漢を起点に世界中で蔓延したのがCOVID-19(コロナウィルス)である。生活様式、働き方が急速に変化する中で、私の会社も例外ではなく働き方が変わっていった。ソーシャルディスタンス、交代勤務、人との交流が制限される中で、働きかたの1つとして在宅勤務も導入された。

在宅勤務はCOVID-19の対策もあったが仕事とプライベートの両立の点から、とても有効であることは、周知の事実である。

私は某製造業でサラリーマンとして働いており、サラリーマン人生は10年を超えて中堅社員である。元々技術職のため、面着のコミュニケーションが必須な仕事でもない。また、中堅社員にもなると、ある程度は1人で仕事を回せるようになる。

よって、出社しなくても仕事を進める事ができたため、在宅勤務は私にとってあまり苦痛ではなかった。

それどころか、片道1時間以上かかっていた通勤時間はなくなるし、隙間時間に育児や家事も協力できるようになるなど、良い点が多く、積極的に活用していた。

しかし、初めは快適だった在宅勤務だが、次第に課題も分かってきた。

1つ目は仕事で急な問題が発生した際の対応である。緊急対応する為には、すぐに関係者と対応を検討して問題の処置をしなければならず、圧倒的に面着の方が短時間で実行まで移す事ができた。

2つ目は、運動不足による体力低下である。私は通勤で自転車や徒歩の時間があり、それが軽い運動になっていた。在宅勤務が導入されると当然、通勤中の運動がなくなる。ましてや、歩かない日が増えていき、半年ほどが経過すると体に疲れを感じやすくなった。例えば、階段昇降での息切れ、自転車を漕いでいる時の足の疲労などである。

2つ目の課題について、健康に不安を感じた私は、在宅勤務では朝起きて仕事をするまでの間に自重の筋トレや有酸素運動をするようした。出勤時間も無くなったので、その時間を利用してやってみよう。という軽い気持ちだった。

初めは器具もなかったので、YouTubeで参考にした腕立て伏せ、スクワット、腹筋などの組み合わせトレーニングや外を1キロ程度ランニングするなど15分程度の軽い運動から始めた。

朝ごはんを食べて、身支度を整えた後に運動する。すると、頭と体がスッキリして、やる気が出た状態で仕事に臨む事ができた。

やってみると分かるが朝起きてから運動すると気持ちが良い。私は朝起きた時に軽い運動をすると、頭や体が自然と整っていく感覚があった。この気持ち良さが継続に繋がり、自然と習慣になっていった。

やり始めて2ヵ月程度経つと、運動してなかった時より、身体が軽くなり、体も引き締まっているのを感じた。ここまで来ると筋トレが趣味になっていた。

半年ほど経つと自重トレーニングでは満足しなくなっていった。ジムに通う事も考えたが、朝起きて仕事をするまでの隙間時間でトレーニングしており、今の習慣を変えると続かなくなる不安があった。

そこで、自宅に簡易ジムを作る事にした。
当時、戸建てに引越して間も無く、2階に空き部屋があった。その一角に簡易ジムを作ることにした。詳細は以降の章で説明するが、器具を使ったトレーニングも自重トレーニングと違う楽しさがあった。また器具で負荷をかける事で筋肥大もますます進んでいった。
また、時間も15分だったトレーニングが1時間もやるようになっていた。

この様に完全に筋トレにのめり込んでいたが、次第に色々な違和感を感じるようになっていく。

2.筋トレのマンネリ化

に次回に続く。。。。