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トマトにねぇ、 いくら肥料をやったってさ、 メロンにはならねんだなあ。

おはようございます。

今日は日本の詩人、書家の相田みつをさんの言葉です。

私は小さい頃から
「勝つ」とか「負ける」の競争や
「良いこ」とか「悪い子」の比較にめっぽう弱く、
比較されるような場になるべく自分を置かないようにしてきました。

平和主義なのだ。
と、自分には言い聞かせてきましたが
「負けた時の悔しさ、自分の負けを受け入れられない」くらいに
負けず嫌いだったのです。

私は息子を比較で傷つけてはいけないと
他と比べることは特に意識して
しないようにしてきました。

「オンリーワンになればいい。」
「一人ひとりがユニークなんだから、人と比べることはできないのよ。」

大きくなるにつれて、
息子は力の比べ合いが好きなことが分かってきました。
何かにつけて、ゲームの要素を取り入れて
「勝ち負け」を決めたがります。

「どっちが先に食べ終わるか競争しよう!」
「先に家についた方が勝ちね!」

負けると、頑張って勝とうと
再度、勝負を挑んできます。

「そんなの、どうだっていいじゃん。」
「人生は勝ち負けでは計れない。」
生きている分だけ、
言い訳が上手くなる母ですが
息子の勝負好きに

「私がメロンでも、子供はトマトなんだろうな。」と、
相田みつをの言葉がよぎります。

メロンがトマトを育てている世の中なんだ。

自分の子供に、
自分の幼い頃を重ねて見る必要はないのだと
思うのでした。


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