バンクーバーのゆる母

カナダ西海岸のバンクーバー在住、5児ママ。シュタイナー教育と私の冒険について。

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最近の記事

(9)子供部屋大改革: シンプルな環境づくり (大量のおもちゃにサヨナラ)

子供を取り巻く物質的環境のシンプル化環境のシンプル化を進めるに当たって、私がまず最初に着手したことは、子供部屋(遊び部屋)の大改革。 当時の子供部屋の写真です。 多すぎるおもちゃ、ガラクタ、ケバケバしい色彩鮮やかな(笑)、我が家の当時の子供部屋です。今は、見てるだけで、ちょっと疲れる。笑  でも、当時の私は、こういうカラフルで、ありとあらゆる種類のおもちゃが揃っている子供部屋こそが、幸せの象徴だと思っていたし、子供たちにとっても、最善の環境だと信じていました。(恥) 特

    • (8) 育児のシンプル化

      シュタイナー親子教室の親の会で、最初におすすめされた本は、キム・ジョン・ペイン著、「Simplicity Parenting」という本でした。 (日本語にも訳されているそうですが、私は原作の英語版を読みました。邦題は、「ミニマル子育て」みたいです。ご参考までに。) 「Simplicity Parenting」との出会いこの本との出会いは、親としての私の人生を大きく変えました。大袈裟ではなく、今までの母親としての私の考え方をいったんバラバラに解体し、新しく組み立て直して

      • (7) 親の会

        シュタイナー親子教室のもう一つの素晴らしいところは、保護者向けの勉強会として、「親の会」があるところです。基本的に、乳飲み子以外の子供は同伴禁止、あくまで親が集中してシュタイナー教育について学び、率直に子育てについて話し合える場です。 先生の子供への情熱と愛私は、初めて親の会に参加させてもらったときに、表面上のまやかしではない、先生の子供に向き合う本気度を垣間見ました。私がこれまでに出会ったシュタイナーの先生方はみんな、子供たちを深く丁寧に観察し、ありのままの子供たちを受け

        • (6)手仕事タイム

          シュタイナーの親子教室で、なにが一番びっくりしたかって、親の手仕事の時間があること。先生が、毎回、手仕事のアイデア(大抵、子供たちがすぐに遊べる手作りおもちゃ)と材料を準備してくださっていて、親はその手仕事に取り組まなければなりません。そしてその間、若干15-20分くらいかと思いますが、子供のことは基本的に放置です。(笑) 放置っていうと、聞こえが悪いのですが、この親が手仕事に没頭する時間には、きちんと意味があるということも、徐々に学んでいくことができました。 手仕事の意

        (9)子供部屋大改革: シンプルな環境づくり (大量のおもちゃにサヨナラ)

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        • シュタイナー教育と私の冒険🌈
          9本

        記事

          (5)180°考え方をひっくり返された

          癒しをもらった親子教室初めての2時間のシュタイナー親子教室を体験してみて、今までに感じたことがない癒しと、その癒しが一体なんなのか知りたい!という欲求を覚えました。 単純に、空間が心地良かったのか?はたまた、パン作りや人形劇が楽しかったのか?実は自分は木の素材が好きなのか? 当初の自分は、ちんぷんかんで、短絡的なことにしか目がいかず。それでも、毎回、二週間に一度の親子教室を楽しみに通う自分がいました。 他の早期教育と何かが違う正直、子供の習い事やアクティビティって、親と

          (5)180°考え方をひっくり返された

          (4)シュタイナー校の教室

          第一印象にみるシュタイナーの教室の物理的な特徴について。私が感じたことをまとめます。 プラスチックがない😲主に木、そして竹や草でできた籠類、麻や絹やウールなどの布類、金属、石やクリスタルなどの岩石、松ぼっくりや栃の実などの木の実。 教室内に、プラスチック製品がないだけで、こんなにも雰囲気が安らぎ、そして柔らかくなるのか、と感銘を受けました。心底、落ち着くとは、こういう感じか•••、と。と同時に、いかに日常にけばけばしい色味のプラスチック製品が浸透し、毎日の生活にごっちゃご

          (4)シュタイナー校の教室

          (3)シュタイナー教育との出会い②

          シュタイナー教育との出会いは、前向きな意味でとにかく衝撃的でした。 なぜだか懐かしくてホッとした教室に一歩足を踏み入れた瞬間、明らかに違う空気が流れているように感じました。異次元の世界。といいますか、外界とはきっぱりと一線が引かれている空間、という印象。 そこには、心地よい温かさと、優しい懐かしさ、ホッと安心するような、守られているような感覚にさせられるものがありました。 普通、馴染みのない新しい場所に、しかも1歳半の子供を連れて初めて訪れる時って、何かしら緊張したり、

          (3)シュタイナー教育との出会い②

          (2)シュタイナー教育との出会い⓵

          2017年秋。今からちょうど三年前になります。不思議なご縁で、シュタイナー教育に出会いました。 子に導かれて今思えば、当時1歳半だった長女に導かれての出会いだったように思います。長女は、産まれた時から、独特の世界観を持っていて、二週間近く目を開けませんでした。いえ、現実には、みんなが寝静まった真夜中、私と二人きりの時にだけ、うっすらと薄目を開けて様子を伺っていましたが、昼間は断固として瞼を閉じていて、お陰で一週間検診の眼のチェックも出来ずに延期になってしまいました。 第二

          (2)シュタイナー教育との出会い⓵

          (1) 刺激的すぎる時代に生まれる不幸

          先日、裏庭に、念願の砂場を作りました。木板を八角形になるように組み合わせたシンプルな砂場です。子供達を見ていると、水と砂だけで、こんなに夢中になれるんだ、と改めて感動させられます。時間を忘れて、泥遊びに没頭している間、とても静かな時が流れます。普段は聞こえない鳥の声や、風にそよぐ樹々の葉っぱが擦れる音、蜜蜂が花々を行ったり来たりする音まで、聞こえてきます。その間、子供達は、ひっきりなしに、手を動かし、泥を集め、掴み、叩き、掘ったり、丸めたり、壊したりしています。 今の時

          (1) 刺激的すぎる時代に生まれる不幸

          神様の声

          私たちの飼い主は誰でしょう。それは、紛れもなく、全ての創造主であり、命を支配する神様です。牛もろばも、皆家畜は、誰が飼い主で、どこに飼い主が住んでいるか知っています。私たちは、どうでしょうか。 飼い主である神様を忘れ、その教えに背き、好き勝手している人間は、本当に罪深い生き物です。 それでも、神様は私たちを愛してくださり、イエスキリストの救いという道を創って下さいました。 神様は、日々私たちに聖書を通して、語りかけてくださっています。スマフォ時代に生きる私たちは、常

          人類の最も基本的なこと

          新しくスポーツを始める時、また職人技を学ぶ時、基礎を正しく学ぶこと、頭で理解するだけではなく、体で覚えることは、最初の最重要ステップです。揺るぎない基礎があれば、さらに複雑で難解な応用を習得していくことができます。 同様に、私たち人間にとって、最も重要な基礎は、私たちの創造主であり、命を与え生かして下さっている神様を恐れ、神様の命令を守ることだ、と聖書に書かれています。 神様は、目に見えることも見えないことも、言葉に出さない私たちの心の内にある気持ちでさえも、全てご存知の

          人類の最も基本的なこと