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誰でもできる「科学的思考」

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震災や感染症などで不安や混乱が取り巻く社会に決まって広がる似非科学、デマ。 SNSが発達した今、あなた自身がデマ拡散に加担しているのかも。 これは、ニセ情報に騙されないハウツーを…
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2023年12月の記事一覧

超常現象研究が日の目を見るには?

超常現象研究が日の目を見るには?

2014年に放映されたNHKスペシャル「超常現象 科学者たちの挑戦」。
 
番組のディレクタを務めた苅田章(かんだあきら)は著作の中で、超常現象の存在を示す兆候があるにもかかわらず、それを科学的に探究することが科学の世界でなかなか認められないのはなぜかと問います(※)。
 
そしてその理由の一つとして、超常現象をオカルトとしてはなからイカサマ扱いする偏見を挙げます。

超常現象っぽいこと言うだけで

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食い物にされるがん患者

食い物にされるがん患者

すい臓がん。
 
初期は症状がなく早期発見が難しい。
 
そのほとんどは、がんの種類としては腺がんに属し、治療困難。
 
私の叔父もこれで他界しました。
 
遺品整理で自宅に入ると、ついさっきまで生活していたかのごとし。
 
買ったばかりの炊飯器や、まだ残っている洗剤を切らさないために用意された詰め替え用洗剤など、死ぬことなど想定外な感じが生々しくまた悲しかった。
 
本当に突然だったのでしょう。

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「無意識」活用の展望

「無意識」活用の展望

2013年、私がPF理論を発想した時の逸話を元に、「ぼんやりのすすめ」というブログを以前書きました。

何か問題意識をもって普段から考えているテーマがあると、それについてある時ふと良いアイデアが浮かぶときがある。

たいていそれは、机に向かって思考を巡らせたり、会議で議論に熱中している時ではないんですね。
 
風呂に入っている時とか寝入りばなとか、とにかくボーッとしている時に多い。
 
そんなこと

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