【生徒更新】数学の研究~微積編~
今回の内容は2019/12/17の振り返りになっています。何故振り返りをするのか等は過去のブログ(下記記事)に書いてありますので、そちらを参照していただけると幸いです。
下記記事は昨日の記事になります
センター数学研究~微積編~
以前のブログではセンター数学の数列について自分なりに研究をしました。その記事はこちらからご覧ください。
しかし、それ以外の研究が進んでいなかったので、今回は新たに数学の微積編で研究をしました。
微積を研究していると、ある事に気が付きました。それは、【公式がほとんどないから、公式で省略できねぇ……】と。数列は上記のリンクから見ていただければわかるとおり、公式をいかに崩して、【解くための式】として使うのかが問題でした。なので、研究後と研究前では雲泥の差があり、それはどんな問題であろうと崩れることはありませんでした。
しかし、微積を早くするには、公式をいくら早くしたところであまり差は生まれませんでした。勿論、いろんなテクニックはあります。例えば1/6公式とか(証明の上で成り立っているのでテクニックでもないが、世間ではテクニックと呼ばれている)。しかし、では2020年度のセンター試験で1/6公式の問題が出てくると言えるだろうか。それでしか時間的に稼げていないのだとしたら、あまりにも不安定すぎるし、それは早くしようと努力しているようには感じられない。
では、根本的に何が遅いのか。一つ一つの計算などを時間で考えると、自分なりにある統計が見えてきました。
それは
①問題文を読みながら図を書くと、条件が異なった時にその図自体異なるもしくは情報がごちゃごちゃになり、そこで時間が無くなっているということ
②計算が書かなくてもよい計算をしているということ
③最終的なプロセスを把握している時はしていないときに比べて、センターのやっている作業が何のためにやっているのかが理解でき、結果として、【どうしてこの作業をしているのだろう】と考えることがなくなったこと
④字が大きく、それが精神的にも肉体的にも付加になっており、それがストレッサーになっていること
⑤間違えに気付くとき、それを早く修正しようとして、結果的にそこで時間が浪費しており、気が付くと【あ、こんなところだったか】という、ケアレスによる時間の浪費。
以上5点が私の微積の遅い原因でした。
下記画像がその時の画像です
(字が雑で申し訳ありません。所要時間は21分です)
逆になぜここまで遅いのかが分析出来たので、逆のことを練習すれば早くなるということになります。そこで、私は以下のことに注意して臨むようにしました。
・まず最後の問題(最終的に何を求めるのか)を見た後、全体の空白のまま、どんな作業をしているのかの把握。
・その後、どことどこの問題に相関性があるのかの確認(問題の力の入れ方、ケアレスの場合どこまでが独立している問題なのかの把握
・その後グラフの係数は大抵空白になっているが、そこが分からなくてもグラフは書けるので、問題をグラフで把握する。ここまでで4分使う(答えには何一つ手を付けない)
・その後問題は読まず、自分のグラフを見ながら、どこをSと置いたのかというのはグラフを書いた時に書いてあるので、それを頼りに問題を解いていく(これで不必要な問題文やグラフの書き直しといった時間の浪費が減る)
・ケアレスミスを発見した場合、α(アルファ)と置き、問題をアルファで変換したまま進める(無駄なストレス、時間的に余裕がなくなることにより、新たなケアレスミスの増加を増やす対策)
・全部解いた後に、ケアレスミスしたところにも戻り、【ケアレスミスしてそうな箇所を日本語で書く】(ケアレスミス見直しの重複を避ける為)その後、✔しながら、確認する
例〉求める面積が間違っている場合①立式の間違い②積分計算する直前の式の間違い③積分計算の間違い
・文字を適度な大きさにする為、問題用紙の余白を5㎝目安に線を引く
この工夫を全てしたところ、所要時間が14分になりました。これは、目標時間なので、今回の工夫は自分の弱点の的を得ていたことになります。
このようにこれからも研究していきたいと思います。
今日やること
・微積の計算(上記の考えの演習)
・化学の有機 標問50~60重問有機A
・物理名門の森2問
・物理センター一年分演習
・数学マセマハイレベルⅠAⅡBⅢ二問演習
・漢文文法の仕上げ
・英語4⃣の演習
下記記事はパラリアに興味がある方向けに、寮についての記事になります。興味がある方は是非ご覧ください
ここまで読んで頂きありがとうございました。また明日も読んで頂ければ幸いです。
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