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#医学

医師が「ジェンダーの人」と言っていた話

医師が「ジェンダーの人」と言っていた話

聞いたことのある話ですが、初めて聞きました。

1.「ジェンダーの人」

ジェンダー外来を実施している、とある地のクリニックにて。

私は、基本的に、医師に対しては頭が上がらない、と言いますか、医師による外科手術やホルモン療法あってのトランスだと考えています。ですので、医師が多少トランスに対して理解が足りなくても、「仕事さえしてくれればいい」と思って割り切るのが、正解だと思っています。

でもなあ

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「性染色体」という名前もまた「ジェンダー化」されたものである。

「性染色体」という名前もまた「ジェンダー化」されたものである。

【気づき】
「性染色体」という名前自体がジェンダー化されたもの。
この名前を変えるのは、医学的にも有用。
つまり、たとえば「女性であってもたまたま「XY」(性染色体という名前ではなく)をもっている人がいる。そういう人は、それに対応した医療をもらえればいい。」、ということにもなる。
この「発想の転換」って、かなりコペルニクス的転回なのでは??

1989年当時の医学界のトランスジェンダー蔑視~上野正彦『死体は語る』に見る

元監察医・法医学者の上野正彦氏による『死体は語る』(単行本初版1989)。
たまたま聴いていたVoicyで「はあちゅう」さんがおススメしていたので、購読しました。

さて、こういうの、「あるかなー」、とペラペラめくると、見つかるんです(汗)

トランス関連。

「医学と法律」(文庫版153〜157ページ)

30年前は、トランスジェンダーどころか、性同一性障害に対しても、医学界は味方ではなかったん

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