"アートシンキング"と新規事業開発の自分ゴト化

「新規事業開発にアサインされたけど一体何から始めればいいのだろう?」
このような声を良く耳にする層がいるのではないだろうか?

一般的に、新規事業開発部の方が情報収集や何らかの際にアクションする内容としては、
 ・コワーキング スペースに行ってみる
 ・企業主催の勉強会へ行ってみる
 ・ベンチャー企業とのマッチングサービスを利用する
 ・ピッチイベントへ参加する
 ・アクセラレータプログラムを開催する
などが、あげられるのではないだろうか。
どれも活気があるし、新しい情報を入手するには、最適な場所だ。

色々手段はあるけれども、ある程度、新規事業開発の流れがわかってきたら、それをインプットにして、自社のサービスを自社で考えるべきではないだろうか。
新規事業開発とは会社の未来を決めることだ。
他社に任せっきりにすることは、自分の未来を他人任せにしているのと一緒ではないだろうか?
大切な自分の未来、わからなくて情報収集はしても、意思決定や実行は自分でしてこそ、ではないだろうか?

そこで、新規事業開発の自分ゴト化を提案したい。
新規事業部にアサインされているのが、自分の意思であろうとなかろうと、新規事業を創出するというミッションは、会社のミッションであり、同時にあなたのミッションである。
出来上がっている定型業務と違い、新規事業はチームのメンバーに依存する。

まだないビジネスを作ることを求められているのだから、情報収集をする先に、ドンピシャで具体的なビジネスアイデアは無い
それではどこにあるのか?
それは、新規事業部のメンバー一人一人のオリジン、そして会社のオリジンの中にこそ、存在する。

自分や会社の歴史を紐解く中で、大切な価値観を紐解いていく。まずはそこからである。そして、自分たちの大切な価値観や、時代に対しての洞察が出来上がってきて初めて、自分ゴト化した解決したい課題や事業テーマが見えてくる。このステップを踏むことで、他では無い、自分・自社にしかできない新規事業の種が見つかり、世界へ対してのオンリーワンのイノベーションが花ひらく。

課題設定が終わってからは、届けたい人への他人ゴト化も大切になる。このステップになって初めて、デザインシンキングの出番となる。

<参考>アートシンキングとデザインシンキングのキーワード


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