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僕の価値観を変えた本

いきなりですが僕はあんまり本は読まないタイプです。ふらっと本屋さんに行き
適当に見て回り直感で選ぶタイプです。
その中である本を見たときに表紙が可愛かったので本を手に取ってみて軽く読む。
そして面白そうだなぁと思って購入したのですがその日で読み終わったという僕の中で伝説の本です笑
ちなみに今まで1日で読み終わった本はこの本しかありません。
僕が撮った猫ちゃんと共にどうぞ!

「世界から猫が消えたなら」

この見出しタイトルが僕の価値観を変えた本です。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
この本は映画化もされ主演が今話題の佐藤健さんとV6の岡田さんとご結婚された宮崎あおいさんです。
僕が宮崎あおいさんが好きという理由で買いました。
のちにカメラを選ぶときにOLYMPUSを選んだのもその理由となっています(ちょろすぎか)
それからというもの決断を迫られるときや悩みがあると決まってこの本を読むのでこの本は僕の中で人生の選択の時には欠かせない役割になっています。

簡単なあらすじ

主人公の「僕」は郵便配達をしながら普通の毎日を過ごしていた。しかし、頭痛などの症状が出たので医者に行くと脳腫瘍(しかもグレード5)と診断され憂鬱になり家に帰ると僕と同じ顔が家にいた。そいつは悪魔(派手な格好なので主人公はアロハと名付けた)でさっそく悪魔の契約を持ちかけられる。
「あなたは明日死にます。しかし、世の中から何かひとつ消すことによりあなたは1日寿命を得ることができる」
主人公はその条件をのみ、次々に消すことを決める。
そんな中で元彼女と出会い世界の要らないものや世界のルールについて考えていく。

そんな物語です。

なぜ好きになったか

僕(主人公じゃないです)がなぜこの本に読んで価値観が変わったかというと、消していくことにより寿命を伸ばす。つまり寿命を天秤にかけた時に何が勝つのか?というテーマがあるように感じたからです。
主人公は様々なものを消していきます。
僕が主人公だったら・・・。と自分に置き換えて考えさせられることがとても多いです。僕は実際に読みながら自分だったら消すものは何なのか、逆に消せないものは?自分が死ぬことより大切なものは?と考えました。
初めて読んだのは中学生の時です。高校生、大学生となった今でも読んでいます。
その時に自分の答えはいつも違うものでした。それは本当に興味深いものです。
そんなことを考えさせてくれる本はなかなか出会いません。
それが僕の好きな理由です。

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名言が僕の価値観を作ってくれた

こんなこと言うとロマンチストとか厨二病とか言われてしまうかもしれませんが僕は言いたい!なので少し抜粋して伝えられたらと思います。

「プレゼントは物”そのもの”に意味があるのではなく、選んでいるとき、相手が喜ぶ顔を想像する”その時間”に意味がある」

「何かを”得るには”、何かを”失わなければ”ならない」

「人生を秒とか分とかで区切って不自由にしているのは人間だけだ。」

ほんの少しだけ抜粋しました!
もっとあるのですがこれだけにしときます!

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この本で感じたこと

僕が感じたのは「要らないもので型を取ったとがあなた」と言うこと。
みんなそれぞれ違う生き方、趣味がある。
僕はカメラ、旅行を趣味として楽しく生活する上で欠かせないものなのです。
けど、これらって生きる上では要らないもの。つまり悪魔に寿命と条件に消すと言われても仕方ない。
この本に触れる前だったら僕は迷わず趣味を消していたでしょう。
しかし、読んだ後でしたら寿命がなくなってもこの生きる意味のない世界に生きていて生きていると心から言えるのでしょうか?
そんなことを感じさせてくれました。
そう思って生活することで普段会う友達、何気なく見る風景に心を動かされるかもしれませんね。

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