ブラック会社に捕まり、辞めるまでの話③
僕のブラック会社員時代の超絶リアルエピソード。キラキラな入社から絶望の退社まで、複数回に分けてお届けします。
この記事は、続編です。
前の記事を見てない方は、先にこちらからどうぞ↓
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3、初出勤・研修
そして面接時に言われたとおり、
面接をした日の翌月から
僕はY社で働き始めました。
「こんなキレイなオフィスで働けるのか」
「え、1階にスタバあるんだけど。強すぎ」
「あー就活勝ったわ。人生勝ったも同然だわ」
もう、浮かれに浮かれていました。
出勤するだけでワクワクするんですから。
初日出勤すると、1人1台最新型のwindowsPCと社用スマホが渡され、入社するだけでこんなの使えるのかと またもや興奮が止まりませんでした。
入社日から丸3日間は研修がありました。
web制作会社のため、
自社のwebページ商品やSEO知識を叩き込まれました。
同期は11人。
この中で僕は24歳ながら最年少で、ほとんどの人が転職組でした。
「僕5社目で、前職は時計を売っていたんだ」
「去年子供が生まれてね、可愛いんだよほんとに」
なんかもう、年上の同期っていうのが新鮮で、
自分の知らない人生を歩んでいるな、、
と話すたびにワクワクしたのを覚えてます。
・・・
そんなこんなで、順風満帆に研修期間を終えたぱぴこ氏。
4日目の出勤から、通常業務が始まりました。
僕たち新入社員11人のデスクに向かって、
20代後半女性のいかにも”バリキャリウーマン”って感じの上司が口を開きます。
「では、これからトークスクリプトを配ります」
「皆さんは、これから共有されるリストの電話番号に全て電話をかけ、このスクリプト(台本)通りにしゃべってアポを獲得してください」
ーほう。
研修で電話営業をすることは知っていたんだけど、こんな感じで全て喋る言葉が決まっているのか。なんか退屈だな。
そんなことを思いつつ、深く考えずに僕はExcel表に並べられた番号に電話をかけ始めました。
・・・
そしてここから始まったのです。
本気で辛い、電話営業が。
ーープルルルル
ガチャ。
「お忙しいところ失礼します。私Y社のぱぴこと申し……」
『おい!!!!
またY社か、、
何回めじゃコラ!!!
もう2度とかけてくんなよ!!!』
ガチャ。
ーえっ、
え、、
こわすぎる、、、、、、
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