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好きを発揮

「大工さんに一番最初にお願いしたんです、この本棚!」
そうおっしゃるお客様の後ろに壁一面の大きな本棚
憧れの、本がすぐそばにある暮らし のはずが現状はそうもいかない様で…

思わず作業が止まりそうになる興味津々な本がズラリ!
お家の主役 本棚の整理です

実はこちらのお客様は初めにクローゼットの整理でお伺いしていました
その中で整理の指針となる判断基準を一緒に探り、物の仕分け方、管理しやすい数量の見つけ方、場所別 人別での収納法など、普段の片付けが回りやすいように一連を 暮らしを回す実験のように一緒に行いました

今回も家族それそぞれの過ごし方、動線、これからのこと、好みやお気に入り、雑談の中から暮らしの中身を拝見
衣類とは違い、目に飛び込んでくる情報量も多く開いて読み出すと手が止まってしまう難所ではありますが、自分の手を動かし自分の内側の小さな喜びや、キュンとなる気持ちを再度キャッチする時間になったご様子
そうそう、この本子供に読んであげたかった
これ本当にお気に入り!
と心の声が 声となるお客様

一棚ずつ役割を決め
一棚スペースから持つ量を把握
お子さんたちの「これ、触らないで!!!」をちゃんとおける一時置き場と
「ねぇこれ見て!!」と披露する場所を棚に用意
今後工作ボックスと、作り終わった紙ボックスを置く場所も確保
別の場所にあったブックスタンドや収納ケースの移動
後数個追加予定のブックスタンドも確認しました

みんなの好きを発揮できる場所がその空間に一つあれば、
その空間の雰囲気もそこで過ごす人の心持ちも変わってきます

作業の後 ちゃっかりコーヒーを頂き一緒に本棚を眺めながら
「読書会とか やってみたいなぁ」っとお客様がぼそっと呟かれたのがとても印象的でした
その小さな一歩のイメージをまた本棚を眺めながら話にどんどん花咲き
とても楽しい時間になりました

後日メールで帰宅したお子さんの様子も知らせてくださり
次男→うわぁと目がキラキラ
長男→図書館見たいー、本が前に出てるー

その風景を想像してこちらもニヤニヤです
また新たに加わっていく本や作品たち、
そして本棚からまた新たな家族のストーリーが広がっていくことを願っています


□暮らすこと整理することを主軸に 誰かのやりたいことをサポート
住まう人と今あるものが更に良くなるように
暮らしの中で見つけたアイデアと生活で身についた知恵袋を持って活動中

※こちらの写真は実際のお客様の物と異なります

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