まさかの倒産・解雇

皆さんこんにちは。パイロットになりたいパパです。

本日は人生で初めて経験することとなった会社倒産と解雇についてお話しします。

今の会社に転職した経緯
大学卒業後、日系ホテルと外資系ホテルで約6年ほど働いていました。
この転職は外資系のラグジュアリーブランドで経験を積みステップアップをしたいという理由でしたが、なんとかシニアスーパーバイザーまで昇進しナイトマネージャー業務も行うことができたので後悔のないプラスの経験になりました。
その後、どうしてもパイロットになりたくアメリカに渡る為に訓練費用を稼がないといけないとなり、給料のアップと夜勤生活からの脱却を図るべくパイロットになる為に支援をしてくれるという会社を紹介頂き、心機一転思い切って転職をしました。ホテルでも順調に昇進を続けていたので周りからはもったいないとかなり止められましたが、それ以上にパイロットになりたい欲が勝り、何より妻も背中を押してくれたので転職に踏み切りました。
仕事自体は全国各地に飛び、営業職を経験することができたので、自分自身とても楽しく仕事を行うことができました。
(ホテルだとお客様が来てくれてサービスを提供しますが、営業はお客様のもとへ行きサービスを提供するので、そもそものスタンスが違うのも刺激的でした。)

仕事は楽しかったけど。。。
そんな中、12月辺りから少し会社が傾き始めました。営業に行く件数が徐々に減っていき、1月の中旬にはゼロ件になりました。先輩とも話す中で毎年年末年始はお客様からの問い合わせも減るのでその分お客様のもとへ行く件数も減るけど、1月に入ったらまたもとに戻るよ。昨年もそうだったし。との事。
営業職だった為営業に行って結果を出さない限りは給料が上がらない(インセンティブが入ってこない)ので、少し危機感を感じ始めました。入社後3か月経ち、徐々に結果も残し始めていた所だったので、その流れが止まってしまう事と相まって余計に焦りがありました。
インセンティブを稼がないと訓練費を貯めることができない、何なら妻と娘2人を養っていけるのかどうかすら怪しくなってしまうかもしれないという状態でした。
パイロットを目指す大前提として家族は守る。と決めていたので、ここはパイロットを諦めるべきポイントなのかとも思いました。ただ妻に相談したことろ、別に諦める必要はないんじゃない?と言ってくれたのが救いでした。
ただ自分の中で最悪の事態も想定し、次に転職するなら何をするか?と考え始めました。

遂にその日が訪れた
2月上旬、そんな状況の中で全体会議が急遽行われました。それまで同僚の中では何話すんだろ?本当に潰れるんじゃない?まさか。。。みたいな事を言い合っていました。
会議が始まると、完全にお通夜モードで最終的に社長の口から会社が倒産します。といった発表があり、みんな呆然。。
急遽本格的な転職活動がスタートすることになりました。

転職活動開始
やりたい仕事に就きたいけど、そんなことを言っている場合でもない。早く仕事を見つけないと無職になってしまう。そんな事を考えながら転職サイトでひたすら求人を探しました。
飛行機に携わる事のできる仕事、全く興味のない給料の良い仕事、全国出張のできる仕事、ホテル業、いろいろ考え探しましたが、なかなかやりたい仕事が見つからない。なぜなら一番なりたいのはパイロットだから。
いっそのこと学費をすべてローン組んで入れるフライトスクールに行く。という事も考えたのですが、これから無職になり職歴も浅い自分がローン審査に通る可能性も低く、また家族がいる手前ここまで大きな決断には踏み切れませんでした。
ホテル業界ならそこそこの経歴を積んでいるので、おそらく戻れるかなと思いつつも、給料もあまり良くなくましてやこのコロナという状況。戻りたいかと言われれば戻りたくないので除外。
飛行機に携わる仕事ということでグランドハンドリングやマーケティング等を見てみるもグランドハンドリングは給料が安くおそらく家族を養うのが厳しい(独身なら迷わず選んでた)、マーケティングは未経験業種なので応募要件を満たさず。。。(1社ダメ元で応募してみるも書類で落ちました)
やはり最低限の給料を稼げてなるべく興味のある仕事に就きたいと思い、以下の業種を志望する事にしました。
・コンサルティングファーム
・マーケティング
・ホテル業の開発部門

どうなるのか
正直転職に対し高望みし過ぎているかもしれない。メインの職務経歴はホテルでのサービス業と数か月の営業職経験。一部チームマネジメント等を経験しているのがせめての救い。ただし、すでに2回転職を経験し現職は半年も満たない状態。ましてや将来一番なりたいのはパイロット。
今回の転職は一筋縄ではいかない予感です。

日本でのエアラインパイロット志望はかなり厳しく遠のいてしまいました。

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