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Vol.39 ~イタリア1周15万の旅~ パンツ一丁でリアルメタルギアソリッド。【ルッカ】

前回のあらすじ
城壁都市ルッカに到着!何とも言えないのどかな雰囲気に安らぐ鈴木。
名前の通り、街がぐるりと城壁に囲まれていた。壁のトンネルをくぐり、中心部へ。まずは拠点となるYH(格安ホテル)を探すのであった。

ルッカのYHは道がわかりやすくて簡単に見つかった!

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ルッカYH 
一泊:1800円  内装がかなり豪華!!
朝食は別料金。


中に入るとヒマそうなおばさんが受付に。


チェックインして

部屋とロッカーの鍵をもらい部屋へ向かう。

ここは広くて豪華でスゲエ!!


後で探検しよう

こんな談話室落ち着かない。笑

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3階の端のほうにある今日の部屋。

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すでに人がいっぱいいるらしく


ロッカーが一つしか空いてない。


しかもそのロッカーは

鍵が壊れてた。


そしてもらったロッカーの鍵で
他の人のロッカーが普通に開いた。。。

ダメだろ!!


セキュリテイーは微妙かも。。

荷物を部屋に置いて。(貴重品は置きません。防水でシャワー室まで持ち込みます。)


シャワーを浴びて

夕食を買いに外へ出発!!

19:00頃になると街に人が増えてきた。


ルッカは道がせまいからギッチギチ。

結局ファーストフード的なトコのフォカッチャを買った


フォカッチャ(生地を焼いただけのやつ)だから安いだろうと思い

2つ買ったら1000円!!

高っ!!味も微妙!!

ファーストフードはあきまへんな。。

んで食べながらホテルに帰る。


シャワー浴びたのにまた汗だくになった。

ホテルの部屋はまだ誰もいない。

せっかくなんでパンツ一丁になり

地べたに座りストレッチと筋トレ開始。


いい汗かいたのでそのままタオルだけ持って、再び部屋の近くののシャワー室へ。

ここはシャワー室もまあまあキレイ。


スッキリした~!!

部屋に戻る。。。


ガチャガチャッ


ん?


ガチャガチャッ

・・・・・・・


まずい。

今日は何事もなく順調に終わるはずだったのに・・・


しかし神様は
そんなに優しくなかった

まさか・・・・


オートロック・・・だと・・・・・
ロッカーのセキュリティはあんななのに!?


完全に油断していた。部屋の鍵が開かない。


こうして

破けたパンツ一丁で部屋から締め出される形となった。


持ち物はタオルのみ。。。

軽くパニくる。。。これは困った。


時間はまだ早かったので

ルームメイトが帰ってくる事は期待できなかった。


ここは3階。1階のフロントまでカギをもらいに!?
どうしようかと行ったり来たり・・・

廊下のソファーに座ったり立ったり。


廊下についてた監視カメラにはきっと
パンツ一丁のアホが何度も何度も映っていた事だろう。

意を決し。

フロントへマスターキーを取りに向かう決意をした。

ゲーム“メタルギアソリッド”をリアルですることになるとは。。

現在地:3階の端
ミッション:1階フロントでマスターキーをゲットし、部屋に戻れ
武器:タオル、笑顔
防具:破けたパンツ
備考:YHの廊下には監視カメラ、広い館内、狭い通路


人がいないのを確認しながら。


俺は風のように一階まで駆け抜けた。

パンツ一丁のため体がウソのように身軽だ。


時間帯が不幸中の幸い。
敵(お客さん)と出くわすことなく無事フロントに到着。

あっ!ここで問題発生!!

受付のおばちゃんが食堂でお客さんと2人で話してる。。。


もうこの際「2人ならまあいっか。」と諦める


タオルを首にかけて、「普段着ですけど?」くらいの感じでむしろ堂々と登場してやった。

すると・・・


「アンタ何やってんの!服を着なさいっ」

と怒られた。

ごもっともです。
僕もそう思います。


この時、恥ずかしさを克服した。。。

恥ずかしがってたら余計に恥ずかしい。。

悟ったわ。

ちゃんとおばちゃんに事情を説明すると
自分の頭に指をさしくるくるとまわしながら日本語でこう答えてくれた・・・・


「アナタハ、バカカ。」

どこで覚えたんだよ!ホテルの受付から初めて聞いたよ!!


大冒険を終え、無事に部屋に戻る。


どっと疲れた。。。


明日は城壁の外にスーパーでも探しに行くかな。

今日はさっさと寝よう。

おやすみなさい。

1/17 今日の出費

ピサ→ルッカ・・・700円

ケバブ・・・500円

フォカッチャ・・・1000円

宿泊費・・・1800円


合計・・・4000円(38ユーロくらい)


おすすめ

今回の旅でたくさんの本を買って、ネットをめぐり。準備をしました。

資金・防犯対策・宿の確保・準備物の詳細・交通機関の乗り方・最低限のイタリア語・食

その中で、必要だと思ったこと、体験したことなど、多数情報を手っ取り早く【番外編】にまとめています。
note記事は100円が最低金額なので部分公開にしていますが、マガジンで読んでいただけるとかなりお得です。
ブログが面白い、バックパッカーにチャレンジしてみようと思う方はぜひ見てみてください♪




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