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『勉強しなさい!』と子供に言ってはいけない理由
・子供が学校の宿題をなかなかせず、すぐにテレビをつける
・せっかくはじめた通信教育も教材がたまっている
・すぐにゲームやスマホアプリをしてしまう
そんなとき、ついつい『勉強しなさい!』と言ってしまいませんか?
ですが、それはあまり効果がない、むしろ逆に勉強時間を減らしてしまうという研究結果があります
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「学力」の経済学の著者でもある中室牧子教授の研究です
小学校低学年の子供を持つ父母が、家庭学習にどのようにかかわってるかを以下の4つ項目で点数化し、学習時間に対する影響を調べました。
①勉強したか確認する
②勉強をみている
③勉強する時間を決めて守らせている
④勉強するように言う
結果ですが
・「勉強するように言う」は効果がない。特に母親が娘に対して勉強をするように言うと、学習時間が減る。
・男の子なら父親が、女の子なら母親が関わるとよい。
・祖父母、兄弟などその他同居者が「勉強をみる」「勉強する時間を決めて守らせる」などをした場合でも、親と同じ効果がえられる。
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声かけだけなら親にとって簡単ですが、お手軽なものに効果はないという結果でした。
子供の学習に対して、より効果的なかかわり方については、またの機会にまとめたいと思います。
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