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勉強のモチベーションを高める『コツ』(幼稚園~小学生)

勉強をするのは、もちろん自分自身のためです。
ですが、子どもの気分にはムラがあり、ほうっておくだけでは勉強習慣が身につきません。
そこで、勉強のモチベーションを高めるために、親ができる効果的な関わり方を3つ紹介します。

Ⅰ、 勉強のモチベーションを高める3つのコツ

 ①、ご褒美をあげる

「自分のための勉強なのに、ご褒美をあたえていいの?」
「ご褒美がないと勉強しなくなるのでは?」
などの心配があるかもしれません。

しかし、ご褒美は学力向上に寄与する、ご褒美は勉強の楽しさを損なわないというハーバード大学の研究結果があります。

Allan, B. M. , & Fryer, R. G. (2011). The power and pitfalls of education incentives. Brookings Institution, Hamilton Project.
シカゴ、ダラス、ヒューストン、ニューヨーク、ワシントンDCで実施
約250校 、小学2年生から中学3年生まで約3万6千人が参加

さらにいうと、アウトプットへのご褒美は学力が向上せず、インプットへのご褒美では学力が向上したという結果でした。

インプット:「本を読む」「宿題をやる」「算数の問題をとく」など
アウトプット:「テストの点数があがる」「通知表の成績があがる」など

アウトプットへのご褒美が学力向上につながらなかった理由として、やる気がアップしても具体的にどう行動すればよいか子どもたちにはわからないことが考えられました。

我が家には5才の娘、3歳の息子がいますが、勉強とピアノの練習をすると、「ラムネ1個またはぷっちょ1個」、「知育アプリを2~3ステージやってよい」というご褒美を設計しています。
*小学生にもなれば、きっとこれでは釣れないでしょう
*普段、他にはお菓子を与えないので、子どもにとっては大切な甘味のようです

ご褒美作戦のおかげかはわかりませんが、毎日の勉強習慣が身についていますし、「ご褒美がなければ勉強しない」というようなデメリットもありません。

ちなみに、ご褒美の失敗例もあります。
・UFOキャッチャーのスマホアプリ:とれないとすごく悔しがって泣く。「もう1回!もう1回!」がつづく。
・生物や宝石などのコレクション系のスマホアプリ:終わる時間がはっきりしない。ライフが回復するために画面を連続タップする、広告が入るなど、無駄な演出が多い。

もし、ご褒美にスマホアプリを与える場合は
・時間、ステージなど区切りが明確で、サクッと終われる
・知育の要素があり、アプリ自体に学習効果がある
・広告など無駄な演出がすくない
などを考慮する必要があるかもしれません。

 ②、苦手や間違いに注視せず、できたことをほめる

教育に熱心な親御さんほど、子どもの苦手な問題、間違えた問題に注視してしまいがちです。
ですが、幼稚園~小学生レベルでは、一問一問を完璧にすることよりも勉強に苦手意識がなくをつけさせず、「勉強ってなんとなく楽しい!」という感覚を持たせることが重要です。
間違いはやんわり正しつつも、本人が楽しく勉強を続けられることを強く意識しましょう。

但し、ほめ方にも注意が必要です。

コロンビア大学ミューラー教授らの研究によると、〝能力(=頭の良さ)をほめると、子どもは意欲を失い成績が低下する〟ということが明らかになっています。

Mueller, C. M., &Dweck, C. S.(1998) Praise for intelligence can undermine children's motivation and performance. Journal of Personality and Social Psycology, 75(1), 33. 

子どもをほめるときは

・『能力』ではなく『努力』をほめる
・『結果』ではなく『プロセス』をほめる
・『具体的に』ほめる

というほめ方が効果的です。

 ③、家族みんなで見守る

勉強をみる大人が、母親だけ、父親だけという状況ではなく、両親、祖父母など大人みんなで見守ることが大切です。
これは大人全員で勉強を教えるということではなく、学習内容や達成した内容を共有し、「最近ひき算を頑張っているんだね!」というようなポジティブな声かけができるというメリットがあります。

我が家では算数特化型学習タブレット『RISU算数』を受講しており、RISU算数では学習状況を複数のアドレスにメールで送信する機能があります。

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↑こんな感じです

RISU算数が集積したデータによると〝複数のアドレスを登録している家庭と、そうでない家庭を比べたところ、前者の方が子どもの学習スピードが速い〟ということが明らかになっています。
つまり、見守る大人が多いと子どもの学習は進むのです。

RISU算数の詳しい紹介については以下に記載します。

Ⅱ、算数特化型タブレットRISU算数

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 ①、『RISU算数』とは??

『RISU算数』とは、RISU Japan株式会社が提供している算数特化型タブレット学習教材です。アメリカのシリコンバレーの小学校で、アフタースクールやサマーキャンプにおけるオフィシャル教育プログラムとして採用された実績があります。

RISU算数には、以下の特徴があります。

 特徴① 自分のペースでの学習!
     学年にとらわれず、一人一人の学習速度に応じて問題がかわり
     自分のペースで算数の学習が進められる。
 特徴② 苦手をつくらない!
     間違いやすい問題は、ピンポイントのレッスン動画で即解消。
 特徴③ 確実で効率的な知識の定着!
     十分な問題量に加え、忘却曲線にそった適切なタイミングで
     復習問題が出題されるため、むやみやたらに全部の問題をやり直
     すことなく、効率的に知識の定着ができる。

色々な単元のステージがあり、問題を解くごとにステージが進み難易度も上がっていきます。
進むルートは自分で選択できます。

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解いた問題、間違えた問題に応じて、解説動画が配信され、この動画は何度でも見ることができます。

実際の問題はこんな感じです。

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子どもが自分で問題を解いて、タブレットが自動で答え合わせをしてくれるので、勉強中に親がつきっきりになる必要はありません。

 ②、子どものやる気を刺激する3つのサービス

  ⒈ がんばりポイントによるプレゼント

RISU算数では、解いた問題に応じて〝がんばりポイント〟が貯まります。

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このがんばりポイントは、文房具、双眼鏡、IPhone(!!)などのプレゼントと交換することができます。

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  ⒉ 学習状況に応じて配信される応援動画

RISU算数では、学習状況に応じて解説動画、応援動画、ステージクリアーおめでとう動画など、色々な種類の動画が配信されます。
先生から褒められることはとても嬉しいようで、勉強のモチベーションアップにつながっています。

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  ⒊ 学習状況をメールで報告してくれる

前述したように、登録したメールアドレスに学習状況が配信されます。
今どんな問題に取り組んでいるのか、いくつのステージをクリアできたか、満点だったか、どのような声かけがよいかなど、色々細かく教えてくれます。
このメールのおかげで、子どもが勉強している時につきっきりでなくてもしっかりと学習状況を把握することができます。

これらのサービスは、前述したように〝ご褒美〟〝ほめる〟〝みんなで見守る〟という勉強のモチベーションを高める3つのコツが、いかんなく発揮されているといえます。

 ③、キャンペーンについて

RISU算数は、現在お試しキャンペーンをやっています。
もし興味があれば、以下のリンクからどうぞ。
※クーポンコードは「drp07a」です。

・RISU算数(小学1年生~)

・RISUきっず(年中から年長むけ)


※クーポンコードは「drp07a」です。

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