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日記:みんなの船場吉兆だったはず

午前3時就寝10時起き。欧州フットボールファンの身からすれば日常茶飯事なので痛くも痒くもない。だがそれが大学生の特権だというのを忘れずに生きよう、メメントモリ。

今日は17時からバイト。雨なので16時過ぎには家を出たい。ということは残された時間は6時間弱。
そう、みんなが思っているとおり、

6時間弱なんてあって無いようなもの。



そうなると選択肢は、、、
 ①王道の「二度寝」
 ②新進気鋭の「各種サブスク消費」
 ③今日の本命「ラジオタイムフリー聴取」
 ④対抗「溜まった録画見潰し」
 ⑤下馬評を覆せ「英単語勉強」

まあざっとこんなとこだろう。



そして偉大なる主によって選ばれたのは①、③、④。誰も一つとは言ってない。英単語がまたもや選ばれなかったのはかなりショックだな。いったい彼の何が悪いというんだ。

まずは、やっぱり強かった「二度寝」。そしてなんとここで「タイムフリー聴取」とのコンビ技。ラジオの強力サポートで即眠りにつく。じゃあラジオまともに聴けてないんじゃないかという意見はダサいからやめた方がいいよ。強力な二度寝も今日は珍しく1.3時間程で切り上げる。こんなの偉業だろ。

お次は待望の「溜まった録画見潰し」。正直、これだけで6時間いけた。ところで、自分はよくテレビを観るのだけど、周りの知り合いたちはほとんど観てないらしい。どうやら”船場吉兆の女将”は共通認識ではないらしい。そこで自分がテレビっ子、いやテレビ戦士であることを知る。

大学の授業で「テレビを観る時間が長い人ほど学歴・収入面などが劣る傾向にある」というのを知ったときは必死に涙をこらえた。

船場吉兆の女将

そろそろ出発準備しようかと思ってたら、母親からの「駅まで送ってあげようか?」。痺れた。そうなると話が変わってくる。まずシャワーを浴びれる。そしてカネコアヤノをもう3曲は聴ける。高まった。

親の偉大さに感謝しながらバイト先到着。新入りシーズンなので新人のこと会った(自分もわりと新人)。瑞々しかった。まだこのバイト先に存在する面倒な人間関係を知らないんだろう。

自分もこのバイトを始めてしばらく経ち、後輩もできたのでキチッとしなければならないと思ったが、すこぶる眠い!! 体調不良だと言ってもギリ嘘にならないくらいに。うん。夕方バイト前にシャワー浴びるのは禁止だな。もう何回も同じ目に合ってる。

19時から21:30の締めまでは大体2人で回すんだけど、結構やることあって大変。何かやり残しやミスがあると後日店長に「大バカ」の烙印を押され事務所に張り出される。自分は常連の1人。もらってなんぼ。だけど今日は3人で回したからすごい楽だった。

母は酒豪なので迎えには来てくれなかった。雨は止んでたのでそれほど苦でもなかった。歩きながらカネコアヤノも聴けたし。

家に着くと家族がIPPONグランプリを観てた。は?あること知らなかったんだけど。ムカついたのでバイト前のシャワーを口実に風呂に入らず寝てやる。この背徳感がたまらない。カネコアヤノと船場吉兆の女将はこんな自分をも耳元で肯定してくれている気がする。(体がすごい痒い)

おわり



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