【新しいことを知る】実際に私が入っている保険の見直しをします。
いよいよ私の入っている保険を見直してみたいと思います。
保険の中身については書いていきますが、保険会社については触れないでいくことにします。
私は2種類の保険に入っています。
ひとつは社会人として安定し始め、結婚を考え始めた20代中盤に入った貯蓄型の終身保険。もうひとつは、実は最近入ったものです。身内にガンになった者がいて、結構な手術をしたのでそれを意識した三大疾病用の保険です。この保険は15年で払い終わる予定になっています。二つも入っているため、保険料が高いんですよね。仕方ないか、と思っていましたが家計的にはかなりきついです。
種類が違うものの貯蓄型に入っているのには一応の理由がありました。
それは先に入っていた保険を満期になったときに解約してまとまった金額を得ること、そうすると保険がなくなってしまうので、もう一つの保険は残しておく。それも15年で払い終わるので老後には保険料がかからない。というものでした。
これに関しては、貯蓄型の保険は預金や投資として扱うには儲けが少ないことがわかっています。YouTubeチャンネルで投資に関する動画投稿を行っている両学長の動画でも何百万かの差が出るということを言っていました。
素人ながら投資を始めた私からすると、中途解約での返礼金が支払ったものよりも少なくなったとしても、投資でその分をまかなえるのであれば、先に契約をしたものは解約をしてもいいと思っています。
その気持ちを確かなものにするためにも、知識は少ないながら自分の頭で考えてはんだ何していきたいと思います。
まず初めに入った保険についてまとめます。生命保険証券をみると以下のような内容です。
保険料:月額18,000円
払込期間:40年
死亡(高度障害)保険金額:10,000,000円
基本保険金額:10,000,000円
基本保険金額について調べてみました。
基本保険金額とは、保険契約の基本となる主契約の保険金のことをいう。
生命保険における保険金とは、被保険者に保険事故が生じた場合(死亡や高度障害状態など)、あるいは満期まで生存したときに保険者から受取人に対して支払われるお金のことをいう。
この書き方によると、満期になった時にもらえる保険金は1000万円ということでしょう。ただお金を受け取ってしまうと保障がなくなってしまいますよね。
考えてみたいのは、この内容が同等の掛け捨て保険と比べて得なのか損なのかということです。
18,000円を毎月払い、それが40年続くと支払い金額はいくらになるのでしょうか。
18,000円×12ヶ月×40年=8,640,000円
40年間を同等の額で投資に回すとどうなるのでしょうか。
参考にするのにいいHPがありました。
ここに数値を入れていくと、運用資産額をシミュレーションすることができます。
運用利回り:2.0%
毎月の積立金額:1万円
積立期間:40年
運用総資産額:約7,400,000円
運用利回り:2.0%
毎月の積立金額:2万円
積立期間:40年
運用総資産額:約14,000,000円
運用利回り:3.0%
毎月の積立金額:1万円
積立期間:40年
運用総資産額:約930,0000円
運用利回り:3.0%
毎月の積立金額:2万円
積立期間:40年
運用総資産額:約18,000,000円
調べてみると運用利回り2%や3%は普通にある数字で、5%ぐらいが無難だというものもありました。ということで、返ってくるお金としては投資の方に分があるようですね。
ただ、そうすると死亡時等の保障がなくなってしまいますので、それは準備しておきたい気持ちはあります。
そのため掛け捨て型保険でどのくらいの費用がかかるのかをみていきたいと思います。
シンプルに見積もりを出してみました。
保険金額:10,000,000円
保険期間:90歳満了
月額保険料:6780円
総支払い金額:4,881,600円
現在契約中の保険と同様に、掛け捨て保険で死亡時の保険金が10,000,000円。
終身に近い形にするために90歳までのものにしました。ということなので払込期間は約60年。支払い金額では300万円近くの差が生まれましたね。
保障は同等の設定にしていますが、保険料、投資の面で掛け捨てにするのがいいというのが確信に変わってきました。
もう一つの保険についても調べていきたいと思います。
冒頭にも書きましたが、最近入った保険は三大疾病に対する保障です。
ちなみに米国ドル建の終身保険です。
保険料:月額158.76ドル(=17,146円)
払込期間:15年(保障は一生涯)
死亡(高度障害)保険金額:5,000,000ドル(=5,400,000円)
特定疾病保険金額:30,000ドル(=3,240,000円)
介護保険金額:2,500,000ドル(=2,700,000円)
最初にあげた保険と死亡保険の面で重なっているところがありますよね。
これは先に挙げた保険を解約して貯蓄として扱おうとしていたためです。そしてこの保険を15年で払い終えて、残りの人生はこの保障で対応しようと考えていました。これで実際支払いを終えた時のそう保険料は次の通りです。
17,146円×12ヶ月×15年=3,086,280円
約300万円ということですね。ちなみに1ドルは今日の相場である108円で計算しました。
これに対して掛捨保険で三大疾病に対応しているものを探してみましたが、ここまで手厚いサポートになっているものはほとんど見つかりませんでした。
そこで、高額医療費の件もあるので三大疾病になった際のサポートを少し手薄にしてみました。
一時給付金:100万円
入院1日につき:5000円
先進医療特約:あり
この条件で探して、次の3つの保険会社で見積もりをシミュレーションしました。
それぞれ比べてみます。支払い期間は就寝になっていますが、90歳までと考えてみます。
オリックス生命:3,970円(2,763,120円)
チューリッヒ:4,880円(3,396,480円)
楽天生命:4,330円(3,013,680円)
正直90歳までという数字は現実的ではないように思います。
その歳になると体のどこかにガタはきていますし、ガンになった時にどうしても治療をしなければならないというわけでもないと思います。仮に70歳までの40年間だとするとオリックス生命だと200万円ほどになります。
死亡保険と合わせるとそこまで大きな差はないように思います。
オリックス生命で見積もった場合は500万円の死亡保険を入れて月額約6,000円でした。70歳までだと約290万円、80歳までだと360万円かかります。
上記の保障が15年間の支払いで済むというのは案外アリなのかなあと思うようになりました。ただネックとしては死亡保険としての役割が500万円ということです。
【最後に】
結論としては最初にあげた保険は解約、2つ目にあげた保険は他の保険と見比べつつ解約を視野に入れて検討という感じでしょうか。
貯蓄型保険で良くないという印象がありましたが、15年で払い終える終身の役割があるこの保険はまだマシなのかもしれません。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?