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自分にしかできない仕事なんてない。でも任せることもできない。

働いていると、どうしても仕事を抱えがちだ。
今自分が担当している仕事を数えてほしい。それくらいあるだろうか。
いくつもの仕事を同時進行でこなしている我々は非常によくやっているのではないか。毎日重い体を引きずって出勤し、ボロボロになって帰るのは当たり前だ。

その一方で、案外楽そうに過ごしている同僚がいるのも事実。
今日だって、同じ部署の社員がバタバタと対応をしているのに船を漕いでいる人がいた。そういう人にはあまり仕事は回ってこない。
年功序列の慣習がまだ根強く残る日本では、そのような人の方が給料が高いのもよくある話だ。

今回の記事は、まずタイトルを書いてから本編を書き始めた。
当初の趣旨としては、「そんなに抱えすぎたらしんどいよ。サラリーを貰いながら働く立場は替えのきく人しかいない。だから自分が抱えている仕事も他の誰かに任せることのできるものだ。ちょっとは楽をすることを覚えよう。」というものだった。
しかしこんな書き出しになってしまっては、良心のある人なら他の人に任せることなんてできない。自分同様、必死に頑張っているんだから。苦しみを知っている分、誰かに押し付けるなんてできない。

せめて頑張っている姿を評価してほしい。
姿勢なんて評価の対象にはならん、結果で示せと言われるかもしれない。それなら居眠りをしている同僚の給料は下げてくれ。
とはいえ現実問題、姿勢を評価するのは難しい。判断基準が明確ではないからだ。簡単にいうと好みで評価が変わってしまう。自分と近しい人やシンパシーを感じる人には評価は甘くなるだろう。その逆なら必然的に辛くなる。
そうなってくると働き方だけでなく、社内政治に重きを置いた過ごし方をする人が増え始める。打算的というか、こずるいというか。そう思うのは私がまだ青いのか。

この話題はもう何千回、何万回と手垢がつくほどなされている。
それなのに解決には進まない。給料所得だけで生きていくのは限界なのだろうとつくづく思う。
半年ほど前に書いたが、副収入を生み出す方法を改めて考えてみてもいいかもしれない。長期的な目線での取り組みはしていないが、短期的に生活費が増えるものを調べてみたい。


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