第2話 報酬未払いからの転落

登場人物や会社は第1話をご覧ください。
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2017年3月25日 オーヤ社から安田大介(以下、私)個人への報酬が入金されていないことが発覚した。
オーヤ社の社員も給与を貰ってないらしい。オーヤ社の社長 大屋を問い詰めた。私「報酬が未入金だけど、どうなってる?」大屋「金が無いから仕方がない。社員にも払っていない」
こいつクズだなと思った。
生まれて初めて仕事した分の報酬が貰えない体験をしたが私は焦ってなかった。
オーヤ社のボンクラが買った不良在庫のWindowsPhone 1300台があったからだ。
月末入金が無い事を確認して私は大屋に提案した。「5000万の出資できないならWindowsPhone 1300台を現物出資してくれ!」もうオーヤ社は私が取締役でも無くオーヤ社の社員が陰口で「安田さんは社員じゃないから支払いは後回しでいい」とか言われてたのでオーブ社だけ生き残ればいいと本音では思っていた。
オーヤ社の佐々木(自称法務担当)が「安田さん、現物出資って大丈夫ですかー(ニヤニヤ)と」言われたので無視した。
不良在庫処分の許可が出たのでオーブ社の社員を使って買い取り業者に話をつけ1,000万円の現金化に成功した。
すると今度はこの金をオーヤ社があてにしだした。売った金額の6割戻してほしいと。今考えるとなんでOKしたのかわからないがOKした。オーブ社には400万弱の現金が残った。嬉しかったのと社員たちに喜んでもらおうと給与支給日前に給料を払った。2人の社員は想像もしてなかったみたいで大いに喜び、山の様にお菓子を買ってきて私にくれた。嬉しかった。
オーヤ社は4月の給与支給日に3月分を払った。私も報酬を貰った。
5月も何とか報酬を貰えた。
しかし6月から以降オーヤ社は全く給与が払えない事態に陥るのである。
オーブ社の社員には全く罪はないので歯を食いしばって給与を払った。

オーブ社が給与が払えていることをオーヤ社の社員が知ることとなりオーブ社の社員へのイジメが始まった。
家賃払ってないから出てけと。
オーヤ社の経営陣とは家賃いらないという前提で入居していてオーヤ社の社員も知っているのにこういう陰湿なことをする奴がいる。
そして、私はオーヤ社の下賤な社員とは口を利かなくなったのである。

こんな騒動がありながら9月の1週目に事件が起こるのである。

第3話へ続く・・・

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