NewsPicksについて

実は2012年くらいからNewsPicksアプリは面白いと思ってて、結構投稿もしてた。途中から動画コンテンツが増えてきて、Weekly Ochiaiにハマった。そんなこんなでuzabaseの株買っておけばなあ、なんて思っている。

NewsPicksといえば今、メディアとして一番30代40代に刺さるコンテンツを作っている企業である。
特にTHE UPDATEはyoutubeの有象無象動画にも勝てるキラーコンテンツだなと思っている。youtube外で人気のコンテンツを作り上げた功績はデカい。テレビを見なくなった世代がyoutubeやticktokで色々な動画を漁るのだけど、1つの動画を1時間以上も見ることはなかなか無いと思うのだが、何故かNewsPicksの動画は見てしまう。これは何故なのか。自分が長く観てしまう動画には何が隠れているのか。
とりあえず、自分が見ているテレビや動画の1コンテンツ辺りのおおよその滞在時間を確認してみた。

■テレビ(10%)
ドラマ→1時間
お笑い→30分
エンタメ→30分
サッカー→1時間
知識系→30分
■youtube(40%)
ドラマ→見ない
お笑い→10分
エンタメ→10分
サッカー→10分
知識系→20分
■amazon prime(20%)
ドラマ→1.5時間
お笑い→30分
エンタメ→20分
サッカー→見ない
知識系→30分
■tictok(10%)
エンタメ→1分
知識系→2分
■newspicks(20%)
知識系→1時間

エンタメ+知識系などもあるけど、ここはそれぞれ、割合的に一番大きなウェイトを占めているものに限定した。
総じて時間を多く取られるものがテレビで、長いのものが途中で飽きてしまって、もうあまり見ることが無くなった。総じて時間の短いものがyoutubeとtictok。簡単に情報が手に入るという面は大きく、時間ハック出来ている感覚になる。そんな中、NewsPicks動画は知識系しかないものの、1コンテンツに1時間でも全く苦にならない。むしろ面白い。

これは、ライブ感、と1番組あたりの会話量が多いからだと思っている。会話は情報量がとにかく多いこと、またそれが自分に役立つコンテンツと思ってるからだろう。
youtube、ticktokのようなインスタント動画を流し見る情報量にも勝るものが、ライブと会話の力。
youtubeや他のアプリでもライブ配信だと長時間滞在となっている。双方向であるコミュニケーションがとても大事であり、テレビはその方向に進もうとしたものの、結局公共性の問題やら匿名性やら忖度やらで出遅れてしまった。

政治に興味がない今の若者では、朝生では共感出来ないが、あの言い争いはその時代の人にはたまらなく面白いのだろう。そういう意味ではTHE UPDATEはテレビとネットの中間を上手いところ取り出来ている。Amebaも同じようなことをやっているが、テレビ寄り過ぎて、面白いのに唯の一番組になっていて、選択と集中のバランスが良くない気がする。やはりNewsPicksのメディア戦略はとても格好良く見える。

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