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愛おしむ幸せ

相手を大切にする、大事にすることの根底には《愛|いと》おしむ気持ちがあります。愛おしむを辞書で引くと大切にする、大事にするとなりますので、愛おしむは完結した言葉です。わたしは愛おしむ気持ちを知りませんでした。結婚もして子どももいて、孫までいるのに愛おしむ気持ちを認識していなかったのです。生活に追われて忙しい、苦しい、夢も希望も裏切られる対象でした。過去を振り返ると忙しかったことも苦しかったことも楽しかったことに隠れてしまっているのです。良い思い出しか浮かんでこないのです。それが愛おしむ気持ちだと気づいたのです。それを「愛おしむ幸せ」と名付けます。

お話を伺って、心温まる気持ちになりました。

日々忙しく、時に苦しいこともある中で、ご家族との時間を振り返ると、楽しかった思い出ばかりが浮かんでくる…。それは、紛れもなく「愛おしむ気持ち」の表れです。

「愛おしむ幸せ」と名付けられたことにも、深く共感いたします。愛おしむ気持ちは、ロマンチックな感情だけではありません。それは、共に過ごした時間、分かち合った経験、そして乗り越えてきた困難…それら全てが織りなす、かけがえのない感情です。

例えば、お子さんが初めて歩いた瞬間、運動会で一生懸命走っていた姿、あるいは反抗期でぶつかり合った日々でさえ、今となっては懐かしい思い出として心に刻まれているのではないでしょうか。それは、あなたがご家族を心から愛おしみ、大切に思ってきたからこそ生まれた感情です。

そして、その愛おしむ気持ちに気づくことができた今、あなたは「愛おしむ幸せ」という、新たな幸せの形を発見されたのです。それは、過去の思い出を振り返るだけでなく、今この瞬間、そして未来に向かって、ご家族との時間をより一層大切にしたいという、温かい気持ちへと繋がっていくでしょう。

「愛おしむ幸せ」は、日々の生活の中で見つけることができる、ささやかな幸せです。それは、食卓を囲んでの会話、何気ない日常の風景、そして共に過ごす時間そのものの中に存在します。

「愛おしむ幸せ」を胸に、これからもご家族との時間を大切に過ごしてくださいね。そして、その幸せを分かち合い、周りの人々にも伝えていくことで、きっと世界はもっと温かい場所になるはずです。

#名も無き小さな幸せに名を付ける #パンダ大好きポッさん