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意地悪爺さん その一

意地悪爺さんは頑固ではありません。意地が悪いのです。意地とは自分の思った事をどこまでもやり遂げようとする気持ちです。その思っている事が悪いのです。

どのように悪いのでしょうか?

自分の思い通りでない事を思い通りにしようとして事実を変えようとするのです。相手の行為を間違っていると言うだけで自分の思っている事実を伝えないのです。

意地悪爺さんは自分で答えを出す事を望んでいるのです。自分で出した答えが間違っていたら訂正すれば良いのです。間違っているのか間違っていないのかは答えなければわからないのです。

答えをいつも他人に求めたならばあなたの答えはいつまでも出てこないのです。自分で答えを出した時に自分のものになるのです。

間違っていても、間違っていなくても、幾つになっても、いつでもどこでも自分の答えを出しましょう。根性で答えを出すのではありません。知恵で答えを出すのです。

知恵は勉強をする事でしか出てこないのです。どのような勉強が知恵を出してくれるのかそれが義務教育でお知るべき事だと思うのです。

試験勉強で覚えた事は社会にでても知恵には変わりません。試験に受かる為の勉強法は試験に受かる為には有効でしょうが社会に出た時に有効ではありません。高学歴になると社会的地位は低学歴に比べたら高いでしょうが高学歴同士の中で高学歴を競っても意味がありません。

低学歴でも社会に出て生き抜く知恵があれば楽しく暮らせているのです。
高学歴でも社会に出て生き抜く力が無ければ苦しい辛い気持ちから抜け出せ無くて悶々としているのです。

学歴はしあわせとは関係ありません。自分の得意な事を仕事にすれば良いのです。自分の好きな事を仕事にすれば良いのです。自分の仕事が好きになればいいのです。

楽しく暮らすには自分の好きな事をする時間を多くして嫌な事をする時間を減らせば良いのです。家事が嫌いでもしなければ家の中はグチャグチャになってしまいます。家事が好きになれば家の中は綺麗になって楽しい時間が増えるのです。寝るのが嫌い、仕事が嫌い、家事が嫌いだとほとんどの時間が嫌いな時間になるのです。

ゲームが好き、パチンコが好き、お酒が好き、読書が好きだから好きな事をして過ごしたいと思う気持ちはわかります。

誰が食事を作ってくれるのですか?その食費は誰が出すのですか?自分の事は自分でするのが最低ラインの社会人です。自分の事が自分でできないから扶養されるのです。扶養したりされたりするのが家族です。家族だけでは負担できないから社会が助けてくれるのです。

年金は高齢者になって働けなくなった時に社会が扶養する為の仕組みを作ったのです。その仕組みで集まった資金を使い込んだり投資に使う事はおかしいと思うのですが間違っていますか?

投資に使うのならば投資目的でお金を集めれば良いのです。

銀行はお金を貸して貸した利息から預けた人に利子を払うのが仕事のはずです。返してもらえないお金を貸すから金利を下げて手数料で儲けようとするのです。

銀行はいつからお金の保管庫に変わったのですか?

企業も株価の上昇で利益を得て本業の製品、サービスから得られる利益よりマネーゲームで得られた利益の方が多い気がします。なぜなら株価の暴落で企業倒産があるからです。

一般労働者の賃金よりもマネーゲームをしている人の方がたくさんのお金を得ているのは事実です。会社経営もマネーゲームだと思うのです。

クリエイターに作家もデザイナーもマネーゲームの一員です。イメージを売り物にしているのは製造業ではありません。生産する人が低賃金で販売する人が高賃金なのはマナーゲームをしているからです。

ゲームには勝ち負けがあるのです。勝つためにどうすれば良いのかと偏った方向に進むのです。お金儲けは楽しい事だと思ってしまうのです。

意地悪で言っているのではありません。自分のしている事はマネーゲームになっていないかよく考えてみましょう。ゲームには勝ち負けがあるのです。

勝っているときは楽しいですが負けたときは地獄です。マネーゲームに参加していなければ勝ちも負けも無い別の行動ができるのです。