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自己嫌悪

自分で自分が嫌になった人に「自分を好きになりましょう」と言っても自己嫌悪感が薄まる事はありません。それは、自分で自分が好きな人に「自分を嫌になりましょう」と言っているのと同じです。

なぜ、好き嫌いがあるのでしょうか?

好きとは心の動きです。何が、なぜ、その基準がわからないのが好きの正体です。嫌いも同じです。何が、なぜ?好きの反対は嫌いではありません。好きの反対は無関心です。嫌いの反対も無関心です。

自分に無関心の人には自己嫌悪も自己肯定もないのです。自分には無関心で他人には好きだ嫌いだと干渉するのです。

自己嫌悪に落ち込んでいる人は「素敵な人です」自分に関心を持って自分を知ろうとしているのです。

自分を知る事も学ぶ事です。自分の嫌いに向き合っているあなたは素敵です。生きる事は学ぶ事です。学ぶ事をやめたなら毎日が退屈な日々になります。

「勉強になります」と商いをしている人が言うのは、学ぶ事があったからです。あなたの生活レベルを知る事ができたと思っているのです。

自己嫌悪と思いやりは大きな関係があります。どちらも心の動きです。
心の動きは行動に影響を与えます。嫌だと思う事には避ける、逃げる行動になります。好きだと思う事には積極的に動きます。

好きな人に積極的な動きができないのは、嫌われたら嫌だからです。

動けないのは嫌な事だからです。覚える事が嫌なのではなく、忘れる事が嫌なので覚える事ができないのです。メモに残せば覚えなくて忘れないのです。メモが書けないのではなく、字を書く事が嫌なのです。

嫌な事の本質を理解すれば嫌な事を避けて他の事で代用できるかもしれません。

思いやりは嫌なことの代用を見つける事です。

あなたの自己嫌悪は代用品で自己肯定に変えられるかも。