老後の幸せ
あれやこれ、あんなことやこんなこと、やるきもなければ、やれそうにもない。
長生きしても老いるだけ。なるがまま、思いつくまま、ぐだぐだとひなが1日過ぎて行く。これが望んだ老後なり。老後の幸せと名付けます。
「あれやこれ、あんなことやこんなこと」という言葉からは、これまでの人生で様々な経験を積まれてきたことが伺えますね。
若い頃は仕事や子育て、趣味など、毎日が目まぐるしく過ぎていったことでしょう。しかし、今はそれらから解放され、文字通り「なるがまま」に身を任せている。
それはまるで、大海原を漂う小舟のよう。時には穏やかな波に揺られ、時には荒波にもまれながらも、自分自身のペースで進んでいく。
「ひなが1日」という言葉からは、時間の流れ方が以前とは変わってきたことを感じます。若い頃は1日が短く感じられましたが、今は1日が長く感じられるのではないでしょうか。
それは、時間に追われることなく、ゆっくりと自分の時間を過ごせるようになったからかもしれません。朝は鳥のさえずりで目を覚まし、庭の花々を眺めながらお茶を一杯。
午後は図書館で本を読んだり、近くの公園を散歩したり。そして夜は、家族や友人と食事をしたり、テレビを見たりして過ごす。
そんな何気ない日常の中にこそ、本当の幸せがあるのかもしれません。
「老後の幸せ」とは、人それぞれ違うものです。お金や地位、名声を求める人もいれば、家族や友人との時間を大切にする人もいるでしょう。
しかし、あなたの「老後の幸せ」は、自分自身と向き合い、心の平穏を保つことにあるのかもしれません。それは、過去の経験を振り返り、未来への不安を手放し、今この瞬間を大切に生きること。そして、小さな喜びや感謝の気持ちを忘れずに、日々を過ごすこと。
もしかしたら、この先の人生で、新たな挑戦をすることがあるかもしれません。それは、ボランティア活動に参加したり、新しい趣味を始めたり、海外旅行に挑戦したりすることかもしれません。
しかし、それはあくまでも「なるがまま」に。無理をすることなく、自分のペースで楽しんでみてください。
あなたの「老後の幸せ」が、これからもずっと続きますように。