相思相愛

絶対の幸せとは「相思相愛」になれる事です。男女関係だけが「相思相愛」ではありません。お店とお客さま、アイドルとファン、男同士、女同士、親子、兄弟、友達、親友、仲間、さまざまは関係がありますが、相思相愛は、お互いに思いやる気持ちであることです。

その気持ちがあれば行動も思いやりのある行動になるのです。国対国、地球と人類、自然界と人類、無関心は、「相思相愛」から一番遠い関係です。

相思相愛ゆえに別れる事があるのです。自分が相手を不幸にすると感じた時に離れる決断をするのです。お互いに相手を思いやっているがゆえに別れようとするのです。

迷惑をかけて良いのです。相思相愛になりたくて自分をよく見せていたのならばその相思相愛は嘘の相思相愛です。自分の不幸を気にせず相手の幸せを願っていて相手も同じ思いであれば自分の不幸が相手の重荷になる事はないのです。

相思相愛になるとお互いの不幸を幸せにする過程が楽しいのです。不幸とは悩む事です。悩む事がなくなるとは目標になる事です。お互いの目標が一つになる事が相思相愛の姿です。

お互いの価値観が異なっても相思相愛は相手の価値観を認め合っているのです。目標が同じであれば同じ道を歩んでいけるのです。

人間関係で一番厄介な事は、相手の関係者との人間関係です。自分達は相思相愛でもその関係者とは相思相愛ではないのです。人間関係は一対一で考えましょう。誰かの関係者を誰かを介して良好な関係になろうとするのはお互いに思いやる事はできません。縁が遠いのです。

縁があって思いやる気持ちで接してそれが通じない人とは縁が遠いと思いましょう。思いやりが通じれば相思相愛になるのです。

縁が強い人でも思いやりが通じなければ、遠い縁になる様にすればよいのです。思いやりが通じない人に思いやりを持ち続けるのはお節介というものです。

思いやりを素直に感じられる人は思いやりのある人です。

思いやりではなく「いじわる」であればどの様な人生になるのかは明らかです。「いじわる」とは相手の不幸せを願っている事をいいます。

自分は親切な気持ちでも相手の欠点や自分の価値観と違う事を間違っていると指摘したりするのは相手の幸せを願っているとは思えません。

思いやりといじわるの差は、それとなく気づかせる指導と相手に命令するぐらいの差があります。相手を動かす事には違いはないのですが、心に伝わる内容が違ってくるのです。

経済大国でも幸福だと思う人が少ないのは不幸な事です。それは幸福になる事が経済的に裕福になる事だと教えられてきたからです。

違います。経済的に裕福になるのは幸福になったオマケです。
本当の幸せとは相思相愛になる事です。