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適当な距離感と腐れ縁

適当な距離間ではない、距離感である。距離観でも距離館でもない。お互いに干渉しあわない関係だがいつも一緒に行動している。遠距離で会えない時間が愛を育てる場合と別れる場合があるようにいつも一緒に居られると相手に干渉したくなって別れる場合とお互いに我慢する場合に分かれます。

理想的な関係は適当な距離感だと思うのです。そしてよく言われるのが腐れ縁だから続いていると、腐れ縁は、長らく続いた関係で悪縁と良縁に分かれます。良縁は離れてはいけない関係なのです。離れたらお互いの欠点を補うことができず、お互いの長所を伸ばすこともないのです。悪縁は切り捨てなくてはいけません。悪縁で繋がったならば、互いの欠点をほじくり返しては、いつまでも攻め続けるのです。長所は見えず探さず気づかない関係なので生きづらくなるのです。

良縁であれば、適当な距離感で、お互いが干渉することなくお互いの長所が活かされ短所が補われて生きやすくなるのです。欠点は責めるのではなくそっと補って干渉しない。相手の長所を認めて利用させていただくし自分の長所は惜しみなく発揮させてもらうのが良いのです。

長所ばかりの人も短所ばかりの人もいないのです。縁の関係は運命の赤い糸で繋がれている関係です。嫌いなところを好きなところでカバーできる関係が良縁です。嫌いなところがないのは片想いで嫌いなところもあるのが愛です。両想いになっていつまでも続くのが良縁なのです。

悪縁と良縁の違いは、お互いに愛があるのが良縁で、愛がなければ悪縁なのです。愛とは、相手への関心と思いやりです。悔いを残すか残さないかは、個人の意識の問題ですが、悪縁とは早く別れる事が悔いを残さない事です。

さらに良縁なのに腐れ縁だからと相手への愛が無くなって悪縁にしてしまったら悔いが残ることになるのです。

誰に出会うのかはわかりません。どのような関係になっていくのかもわかりません。一期一会の出会いから始まるのです。

人間関係を制するものは人生を制する。