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癒す《いやす》

いやすとは傷や病気などを直すこと、苦しみや悲しみなどを和らげることです。色々癒す方法がありますが表面的な癒し、例えば散歩をする。旅行に行く。美味しいものを食べに行く。動物を飼うなどはそのような気分になった時点ですでに癒されているのです。自分を癒したいと思うのは自分の力で、どうにかなると思える時です。

本当に癒しが欲しいのは自分の力ではどうすることもできない絶望感に苛まれたときです。

憎しみを癒す。妬みを癒す。恨みを癒す方法が知りたいのです。

にくしみを癒す

憎しみを癒すには憎い相手を憎くなる理由があるのです。それを許すなんてできません。許せば良いのはわかっていますが許せるのならば苦労はしないのです。

忘れる事ができれば良いこともわかっています。許すことも忘れることもできないのです。あなたを心底心配してくれる人が現れたら許すことも忘れることもできるのです。同情ではなく心配してくれる人です。その人に心配をかけないようにするには憎い相手を許すか忘れる事です。

ねたみを癒す

妬みを癒す方法はなぜ妬みを抱くのかを分析すればわかります。羨ましい気持ちがあるからです。自分にも同じ事ができるのに良い評価が貰えないことに妬むのです。自分にはできない事に妬む気持ちは湧きません。羨ましいだけです。妬みは自分への評価が悪いことに対する憤りです。

同じ事ができるのにしないのはする自信がないと認めたくないからです。
「私はやればできる子」しないだけはできないのと同じです。

妬みの解消は羨ましいと思っている事を認めて自分もして見せる事です。

うらみを癒す

恨みは癒す事はできません。恨みは晴らすものです。恨みは信頼していた相手に裏切られたり、近しい間柄であればあるほど裏切られた恨みは大きいのです。

どうでも良い相手だと思えば恨みも薄れます。

もう一つの方法は恨みを晴らすのではなく昇華させるのです。より次元の高い方法でこの感情を活かすのです。子どもを育てる気もなく生まれた子に戸籍も与えずその存在を隠した親を恨んだ子は、自分と同じ思いをさせない為に政治家になって社会の底辺にいる人たちに救いの手を差し伸べたのです。

交通事故で妻と子を亡くした人が交通ルールを変えているのです。

恨みを昇華させた人は沢山います。

私はnoteに投稿する事で恨みや妬み、憎しみを昇華させているのだと思います。

癒しのキャラに憧れて「たぬきのポッさん」と名乗っていますが中身はドロドロの感情が渦巻いているのです。次から次へと投稿できているのはそれだけエネルギーが大きかったからです。

消化不良にならないようにお腹いっぱい食べずに腹八分で止める気持ちでお付き合い頂きたく思います(笑)