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Akariが素敵すぎる件

Good Morning! 
最近インテリアにも興味が止まらないぱん🥯です。

インテリアにこだわりたいと思い、InstagramやPinterestを使ってお部屋のイメージをしていると必ず出てくると言っても過言ではない、柔らかな和紙で出来た可愛らしい形の提灯。以前にも目にしたことはあったけれど深くはリサーチしたことがなかったので今回はイサム・ノグチさん作品のAkariについて記事を書いていきたいと思います/

Akariとは

1951年にイサム・ノグチ氏が岐阜県の伝統工芸品である「岐阜提灯」に興味を持ち、尾関次七商店(現オゼキ)の提灯工場を訪れたことから制作がスタート。ユネスコ無形文化遺産にも登録された「本美濃紙」の和紙を使い、自由に変化する「光の彫刻」として作品を発表しました。
36年のうちに「AKARIシリーズ」は100作以上が発表され、今日も世界中の人々に愛用されています。
紙と竹と木という自然から生まれたものから作られているので和紙を通した光は優しさと柔らかさに包まれていて明かりを灯すだけでホッとできる作品なのも魅力の一つ。

様々な形のAkari

柔らかさを醸し出すデザイン

丸っこい曲線がコンクリート調の無機質なインテリアの中にポッと柔らかさを出してくれる温かいデザイン。主張しすぎずそれぞれのインテリアの良さを引き出し、調和を取ってくれている素晴らしい作品です。


どんなインテリアにも合うデザイン

ミッドセンチュリー、モダンスタイル、ミニマル、ジャパンティ…など、どのインテリアスタイルにも合ってしまうイサム・ノグチさんのデザイン。
提灯の下と上から漏れる光にすら計算されたデザインがあるとは圧巻です。


フロアスタンドタイプ

ちなみにぱん🥯が心を奪われているのはこちらのフロアスタンドタイプのAkari。お値段にして¥13,8600泣。そしていつでもSould Outという悲しい現実。やっぱり世界中で人気ということもあっていつも品切れ状態なのです。


サインは日と月で明

Akariのサイン

Akariが本物かどうかはこちらのサインが入っていることで見分けられるのですが、こちらのサインはAkari(明かり)をで表現しているサインなのですがサインにまで洗練さを感じます。


日本の奥深さを感じられるノグチテーブル

20世紀の偉大な彫刻家のイサム・ノグチ氏が手がけるデザインはやはり洗練されていて奥深い。60年経った現在でも世界中で愛されている【ノグチテーブル】もAkari同様忘れてはならない存在。
どのラインも非対称な曲線を表現しているのと、硬い素材の強化ガラスと無垢アッシュ材で作られているとは思えないほど究極に滑らかさを出したデザインが素晴らしい。この奥深さはやはり世界共通なのですね!

現代人にこそ必要なイサム・ノグチ

なぜこんなにも世界中でAkariやイサム氏の多くの作品が必要とされているのでしょうか。
それはやはり現代人の多くが心の癒しを求めているから、なのではないでしょうか。目まぐるしく変わる日常に身を置いていると[家]という場所はホッと心落ち着く空間でありたい。そんな私たちに自然の中の非対称さをデザインで表現し、素材も自然のものを使ったイサム・ノグチ氏の作品は私たちに家での癒しを与えてくれます。
そして「人のステータスに関わらず暮らしにクオリティを与え、世界中を光で照らしたい」そんなイサム氏の想いが世界中の人々に届き、今も変わらず愛されているのかもしれません。

イサム・ノグチ氏の作品はお値段が3万円代のものからあるので皆さんもぜひ一度作品に触れてみてはいかがでしょうか/



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