呼吸について

こんにちは、パンケー子です。

今回は
呼吸についての書き留めを。


吸気筋:外腹斜筋・横隔膜
呼気筋:なし

腹筋群の筋肉を真相から順に並べる

腹横筋⇨内腹斜筋⇨腹直筋⇨外腹斜筋

胸腰筋膜(の中間層)に触れているのは
腹横筋と内腹斜筋です。

多裂筋

横突起から引っ張りあっていることによって
椎体がぐるぐる回ることができる
上肢の回旋動作


どちらかが引っ張っている状態になることで
歪みが生じてしまい
痛みにつながったりすします。


歪みが出る⇨不安定になる⇨不安定になるのは危ない
⇨痛みとして危険信号を出す⇨腰痛

という流れが頭・身体に起きているイメージ。
この場合の腰痛の原因としては
胸腰筋膜の不活性化が原因と言われます。

対処法としては
筋活性をしてあげるなど良いです。


筋活性、どうやってやる?

というと、腹式呼吸。
腹式呼吸を行うことで
胸腰筋膜に触れている筋肉へのアクチベートができて
改善する方は多いです。

腹横筋・内腹斜筋の他に
胸腰筋膜の中間層に触れている筋肉があります。
多裂筋です。
脊柱起立筋群の仲間。

多裂筋


多裂筋は
一個上の棘突起に1椎ずつについていて
左右から引っ張っています。

メインの作用としまして、
胸椎伸展動作です。
他には、仙骨の前傾・同側の側屈・対側の回旋です。

椎体の屈曲伸展をスムーズに
行う際に使っている筋肉です。
腹横筋が働いた後に
椎体の屈曲伸展をスムーズに行います。

腹横筋がうまく働かないと
うまく可動しないです。


横隔膜

右側はL3~4、左側はL2~3に付着して
剣状突起に付着してます。

右側の方が高くなっているのです。
なぜでしょう?

それは内臓の位置など、関係してきます。
右の横隔膜の下に肝臓があります。
左の横隔膜の上に心臓があります。

そして、付着部分下の方は
右が長く、左が短いです。
右の方が筋長が長いので右の方がコアは強いです。
筋長が長いほど、筋は強いからです。

右側の方が、
血圧や脈、バイタルサインは高く出ます。
疼痛閾値低いので痛みを感じやすいです。
交感神経優位です。

左側の方が、
バイタルサインは低く出ます。
疼痛閾値も高いので痛みを感じにくいです。
副交感神経優位です。

左の方が筋が弱いからです。

ここで、ちょっとだけズレてるようでズレていない
雑学を。

雑学1つ「右利きが多い理由」

右利きが多い理由についてです。
言語を司る言語中枢が左の脳にあり、
言語が発達したため右の筋肉の方が強くなった
という説もあるそうです。

自律神経について

自律神経は部位によって変わります。
全体的に総括して交感神経は右半身が高いそうです。

自律神経を改善させるだけで
痛みは変わると。
日によって・天気によって
気圧によって・痛みが変わるし
インピンジメントの症状も変わります。
腰痛・肩痛も自律神経へのアプローチで変わる肩は多いです。

実際に自分自身、疼痛を感じることがありますが
腰痛は気圧の変化・季節の変わり目
天気やその日によっても
痛みの度合いが全く違います。

全く痛みを感じない日もあれば
痛みが強く出て、
うまく力を入れることができない日もあります。

季節性と言いますか。。
冬は腰痛を感じやすいです(個人意見)

インナーユニット

インナーユニットが働くことによって
コアの安定が保たれています。

インナーユニットは次の4筋からなります。

・多裂筋
・横隔膜
・骨盤底筋群
・腹横筋

お腹の前後左右にある筋肉です。

横隔膜に緩みがあることによって
息を吸う時に収縮することができて
収縮することができるので
内臓が四方八方に押し出されることで
コアが高まります(腹圧が高まることと一緒)

内臓が四方八方に押し出されるのは
ドローインの時も
ブレーシングの時も
同様です。
内容量が狭まって内臓が押し出されるか
内容量がパンパンに膨らんで内臓が押し出されるか
この違いです。

ちなみに、トレーニングを行う際の
腹圧を高めるは
ブレーシングの
内容量パンパンに膨らませる方です。

空気でパンパンに膨らませておくことによって
上肢の安定につながり
変に曲がったり、回ったりできません。

なので
不意に変な動きになることを避けられます。

ドローインで腹圧を高めている場合、
内容量を狭めているので
変に曲がったり、回ったりしてしまう確率が高い。

そうすると、不意な変な動きによって
体を支えることができずに
怪我してしまう。リスクがあります。

私は自分自身で行うときも
お客様にお伝えする姿勢も
腹圧を高めるのは
ブレーシングです。そして
トレーニングの合間の
インターバルの時に
腹圧を高める練習や
お腹に力を入れる感覚を掴むトレーニングを行います。

肛門筋

肛門金を閉じた状態で
腹式呼吸を行うことで
肛門筋・骨盤底筋からすると
エキセントリック収縮が起こっている状態になります。

内臓が落ちてくるので本来なら開きたいのです。
腹圧を高めたら、肛門が緩むように
できているのです。(肛門括約筋との連動によって)

それを、意図的に
肛門筋・骨盤底筋を閉じた状態で
腹式呼吸を行うと
肛門括約筋・骨盤底筋・尾骨恥骨筋のトレーニングになります

尿もれが気になる方には
おすすめのトレーニングです。


呼吸の話から派生して
いろいろな話をしてました。

今日はこの辺で。

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