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衝動で生きるオタクの長い二日間


こないだ刹那的な衝動が重なった結果、バカみたいなスケジュールで動いた日があって、その愚かさと若さを記録したくなったので、よければ目次だけでも見てってください。

きっかけ

『炭焼きさわやか』に行きたい、寺田寛明とケビンスを生で見たいという2つの衝動が生まれたのがきっかけだった。関東在住だとそこまで難しくない衝動かもしれないけど、当方関西在住。なかなか踏ん切りがいる。
しかし2組が出るライブがあると知ってしまったが最後、勢いに任せて何もかものチケットを取った。更に、どうせ行くならと色々詰め込んでしまった。(チケ発は勝った)


7時54分 新大阪発

起床は6時。静岡駅までこだまに乗る。春休みで学生集団ばかり。集団の中でぼっちだと寂しいと思ってそうと思われてそうでいやだな。とか考えてたら、一睡もできなかった。


10時23分 静岡駅着

人気過ぎて朝に行かないと昼に食べられないので、まずは『さわやか』の整理券を貰いに行った。11時にお店に着き、取れたのは13時過ぎのもの。

本当は14時半くらいの整理券で空き時間にサウナしきじに行きたかった。気持ち早い。2時間って大きな用事できそうでできない時間の量じゃない?


12時10分 『どうする家康大河ドラマ館』に行く

しきじに行くには短い待ち時間だったので、自転車で10分弱のドラマ館に行くことにした。TEAM NACSの音尾さんが好きなので、見るつもりで録画してるんです。つもりで。

ドラマ館はこぢんまりしていて、30分あれば充分なボリュームだった。

好きとは言えどアクスタを持ってる程だとは誰も思わなかっただろう


行き帰りはレンタサイクルを使ったけど、行きはサドルを止めるボルトが無くて腰がグラグラだったし、帰りは後輪がパンクしていた。

自転車を借りる時はちゃんと車体を確認してから借りた方がいいという教訓を得た。性善説で生きているので疑うことを忘れてしまった。


13時10分 『炭焼きさわやか』で昼食

後輪のパンクした自転車で何とか辿り着いた『さわやか』の注文メニューがこれだ!

最高〜!


・パン
パンのバターをハンバーグに使うと美味しいと聞いたので選択。確かにコクが出るけど、好みじゃなかった。白米も良いけど、ハンバーガーを頼みたい気持ちが抑えられて良い。噛みごたえがある。

・げんこつハンバーグ
うわあ美味しい〜〜!肉!を喰らっている!ハンバーグというか焼肉寄りで、焼肉以上の肉肉しさ。思わず笑顔になる。
肉から旨味が出ているからシンプルな味付けが合う。塩胡椒、塩胡椒+刻みワサビ、オニオンソース、塩胡椒+バターの順で好み。ソースは片方かけまたはかけないがおすすめ。

・刻みワサビ
+50円で付けられる。主張しすぎない爽やかさで、肉の旨味を生かしつつさっぱり食べられる。最後まで美味しく食べるには必須。

・いちごジュース
紅ほっぺを8粒使った期間限定の飲み物。酸っぱ過ぎず甘過ぎず、瑞々しさがあって美味しかった。飲むシャーベット。あまあま大好き舌なのでマストでは無い。でも水だと味気ないので、何かドリンクを頼んだ方が満足度が高まりそう。

これでお腹9分目。もっと僕が大喰らいであれば一口ステーキも食べたんですが。(もっと僕が細ければ最高なんですが)

ちなみに『さわやか』情報は全てオモコロから仕入れた。そもそも衝動の原因がオモコロの社員旅行。



14時30分 『サウナしきじ』に行く

これもオモコロの影響。水風呂が特別良いらしい。タクシーで向かう。普段サウナしない人間が体験した結果、身体がぽかぽかになる以外の要素がよく分からなかった!勿体ね〜!

反省点は作法をよく知らなかったこと、無になれなかったこと。サウナ慣れした友人を見つけてリベンジしたい。あと“ととのう”場面で立ちくらみのような感覚があったのですが、アレが“ととのう”なのか?


16時41分 静岡駅発

バスで駅に戻り、ひかりに乗車。ぽかぽかねむねむの中、メイクヘアセットRTA。


18時06分 渋谷駅着

RTAはひかり乗車時間の40分でフィニッシュ。すごい速さ。普段1時間半かけてるのに。


19時 ライブ『ささやかな祝祭』開場

初めての会場、作法が分からず困りがち。ライブに行くハードルの高さを改めて感じられるね。感想は省きますが、考えてることを知りたい欲が満たされました。楽しかった。21時終演。

乾杯のシーン


終演後初接触。仁木さんの物腰とピースを下げる手の力強さがよかったです。みんな生身の人間だという当たり前のこと、同じ目線にならないと実感できない。

22時頃退場。空き時間は余韻に浸りながらミッケラーでクラフトビールを飲んだ。次いつ飲めるか分からないようなお酒を飲むのが好きだ。


24時 ライブ『寺田寛明の三位』開場

気づけば2時間経過し、初体験のオールナイトライブ(吉本のはあるけど)。こちらも省きますが、一段深まったトークや限界状態大喜利が楽しかったです。4時30分終演。

どのライブにも共通する諸注意


終演後ひわらさんと初接触。たくさん動く眉、愛らしくてずっと見てられる。お話の流れでスポ(解禁前情報)を頂いてしまい、寿命が伸びた。


5時30分 漫画喫茶に行く

限界が来た。24時間起きてるし厚底ローファーで17,000歩歩いてるし。シャワー浴びて3時間仮眠。怪文書展に行くか悩んで諦め、ゆっくり身支度を整えることにした。


12時30分 『エゴン・シーレ展』に行く

上野に移動して東京都美術館へ。

《自分を見つめる人II(死と男)》の禍々しさに引き込まれた。夭折の天才、その通りだ。気付いたら2時間経ってた。

サインが可愛い(撮影可ゾーン)



16時10分  『IEKEI TOKYO 王道家直系』で昼夜飯

末広町駅に移動。変な時間なのに20分並ぶ人気店。

味のパワー…スープの後味でライスが進む。確実に死が近づくおいしさ。こういう味の濃〜いしょっぱいラーメン食べた後に飲む水が1番おいしい。

卓上調味料が多い



17時50分 聖地巡礼(GAO歌舞伎町店)

インタビュー記事の内容も写真も良すぎたので、感謝の巡礼。

積極的に可愛いものと絡んで頂きたい



20時10分 ヨシモト無限大ホールに行く

渋谷をブラブラして腹ごなし。IKEAが都心にあるの羨ましい。

ライブ前にフリマがあるとのことだったので、早めに劇場に向かう。
30分からフリマが開始され、隣のニキガールが「仁木さんが使ってたのってどれですか」とガンガン質問していて強かった。運良くグラスを手に入れることができた。

東京クラフト好きだから二重で嬉しい



21時 ライブ『カサグランデFOREVER』開演

暖かくて賑やかなシェアハウスの日常が見える楽しいライブだった。コロナ禍で塞ぎがちだった頃支えてくれた恩人たちの別れは寂しかったけど、号泣ディークのお陰で笑顔でお別れできました!

大きなモニターに向かって無力にわめくディークずっと見たい。22時終演。

良きチェキ



23時40分 夜行バス出発

終演後は新宿に行き就寝準備RTA。消灯後即寝。長い二日間が終わりました。


おわり

衝動で進めたけど、遠征するならたくさん予定を詰めた方がお得という損得勘定でこんな体力度外視オバケスケジュールになってしまった。
売れっ子ってこうかも。大変だな。

20代半ばの一般的な体力で出来ないことはなかったので、みなさんも静岡でさわやか食べた後に東京のオールナイトライブ行きたくなった時はぜひ参考にしてみてください。


飽きずに読んでくれた貴方が大好き!


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