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バラのパスタ、束の素麺

茹でる前のそうめんとパスタ(ここではスパゲッティの事)を想像した時、そうめんは束になってて、パスタはバラになっていませんか?あれ不思議ですよね。ちょうど6月の今は、パスタから素麺に主食が切り替わる時期ですから、ふとそんな違いに気付かされます。

私はパスタをキッチリ測りたい派で、ちゃんとスケールを使って100g測ります。麺1本単位で調節するぐらいなので、あの穴の空いたやつ(パスタメジャーと言うらしい)は信用してないし、化学と言われるおかし作りより真剣に測っています。何故そこまでするかと言えば、しわ寄せで、袋の最後に残った1食が少なくなってしまうのが嫌だから。食い意地が張ってるだけと言われればその通りです🍝🐈

一方で素麺は、50g、80g、100gの束になっている事が多いみたいですね。「何束食べる〜?」なんて会話は素麺ならではでしょう。(ちなみに本当は○把と数えるらしいです)私は1束だとちょっと足りなくて、本当は2人で3束ぐらいが丁度良いんですけど、まぁ1人暮らしなので1束で我慢してます。束をほぐして半分入れるのもちょっと、なんだろう、不安になるし面倒なのでやらないです。バラのそうめんって、タスクが終了してない感じとか、折れそうで怖いな、とかそんな気持ちにさせられます。我ながら、麺を茹でるだけでもあれこれ考えてて面白いですね。

生産者から見れば、束にしなくて済む方が楽に決まっていると思うのだけれど、この事に気づいてからパスタ工場と素麺工場の動画を見てみて「あ〜さして手間は変わらんな」という結論になりました。この動画のパスタは束になってますね〜、どちらも一瞬だ。(このチャンネル素敵すぎますね)

パスタは練った小麦粉をダイスと呼ばれる型(穴の空いた銅板)から押し出すのに対し、素麺はひたすらに伸ばしています、あの細さまで!動画の様な素麺の製造方法はなんとなく知っていたけれど、それは伝統的な方法で、今ではもっと簡単な方法でやってんのかなと思っていたけれど、同じ事を機械でやってるだけなのね……。

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動画から察するに(企業規模もブランドポジションも時代も違うから一概には言えないけど)素麺の方が狂気を感じます。

生産者側が束にするメリットっていまいち思い浮かばなかったし、ググっても素麺が束になっている理由が全く出てこないから自分で考えたんですけど(例えば「年貢として献上しやすい」とか「本当は1人前100gなのに、80gずつ束にする事でサバ読んだ」とか「お・も・て・な・し」とか)結局は「ここまで細く伸ばしたんだから下らない事で折りたくない!」が濃厚なんじゃないか、と私は思うんですけど、みなさんはどう思いますか?

#料理 #健康 #ライフスタイル #ぱねかみの節約ごはん

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