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音育

シンガポールからこんばんは、
パンダママです🐼

本日、高校時代にお世話になった方のお勤め先のSYDが主催するZoom講演会に参加させていただきました。

音育
赤ちゃん〜5歳頃の子どもが喜ぶ
『マザーリーズ』を利用した読み聞かせ方 

講師 高牧康 氏


紹介してくださった方が、音楽好きで子育て中の私の顔を思いついたとのことで、お声掛けくださりました。


講師の高牧先生はホンマでっかTVのご出演もある方で著名な方。
さんまさんから裏声評論家と称号を頂いた方のようです。


概要

音育とは、生活の周りにある音や音楽を、どのように受け止め、いかに生活していくか。
また、自らが発する音や音楽がどうあるべきか、考える力を養うことを目的とする。

との事です。
音育を説明するにあたって、知育、食育を挙げられていました。
私の解釈です。
知育、食育、音育を子育てに取り入れる事で、豊かな心の子に育つ、というイメージ。


音育とは


音育の詳しい説明。
①音育は声から 1
自らが発する音といえば、まずは声。
声とどう向き合うか、どう捉えるか、使うか
例)図書館では小さな声で喋りましょう など

②音育は声から 2
人として生きていくために欠かせない声は、自然に育つのではなく、家庭、幼稚園、保育園、学校などの社会の中で育てられる

つまり、子ども発する声は、親が放つ言葉に影響を受ける
例)方言や舌足らずなど


マザーリーズ


マザーリーズとは、意識するしないに関わらず、乳幼児に向けての話し方。
赤ちゃんの声の高さに合わせて、声を使う事で赤ちゃんが心地よく耳に入れられるとよう。

夫には地声だけれど、可愛い赤ちゃんに高い声で話しかける、あれです。

私はこの言葉は初めて耳にしました。

マザーリーズのコツ

①裏声
高めの声は、ほぼ裏声のようです。笑い声、泣き声など、裏声は別名感情の声とも呼ばれるよう。
人気者のミッキーマウスも分かりやすい裏声ですね。

②イントネーションを豊かに
裏声と自声を使い分ける

③声の大きさを変える
同じ言葉を繰り替える場合など、声の大きさを変える事で赤ちゃんや子どもの気を引くことが出来るようです。

④おうむ返し出来る間を与える

これは最も参考になりました。
例えば、美味しい!とまだ言葉の発せない赤ちゃんに話すと、赤ちゃんはお母さんの声を聞き喃語でオーオーなど、真似をしようとします。その際に美味しいよね!美味しいね!美味しいね!などとお母さんがマシンガントークをすると、赤ちゃんに言葉を真似するチャンスを与えられない。
おうむ返しの間を取る事で、赤ちゃんは心地よく真似をしたり反応ができる、との事でした。


終盤にはいないないばぁや音読のコツなどの解説もありました。


パンダママの感想


私自身が音楽なしでは生きていけない、と思っているので、息子にはオルゴールや楽器、毎日音楽を流し、リトミックにも赤ちゃんの時から通っていました。

1歳9ヶ月になる息子は、音楽が大好きで、メロディが鳴ると身体を動かし、歌を歌うようにもなりました。


そんな私が今回音育をテーマにした講演を拝聴し、感じた事は、シンプルに声と言うものの大切さ
楽器の音や、メロディに目が行きがちでしたが、私の放つ声や息子の声がそもそもの音育の原点。

最近やかましい私のものまねをする息子に、笑いのセンスがあるなぁと感心していましたが、やかましい私自身を見つめ直さねばならないとも気付かされました。

面白い発見を与えてくださった講演でした。


パンダママでした🐼