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<大帽山 Tai Mo Shan > ~ 香港最高峰へのハイキング+滝つぼ行ってきた。|香港の離島や山々をめぐる会④

東京タワー+スカイツリー=香港No.1。

そもそも2つが何なんだって話ですよね?2つの高さを足すと、香港No.1になれるみたいなのです。具体的な高さは、東京生まれ東京育ちなのでわかりましたが、念のためGoogleで調べました。
東京タワー(333m)+スカイツリー(634m)=967m

香港No.1の山は標高957m、大帽山(たいもーさん)です。大帽山にいくなら一緒に滝にも行けるんです。暑い夏、不快指数150%の香港でわずかな清涼感を味わえる場所に行ってきたのでご紹介します!

香港の7月の平均温度は28~32°と言われていますが、道路の照り返しもあり体感温度は35~38°、人間の体温と変わりません。つまり、誰かに抱き着かれながら外出を続けている感覚。真夏の赤ちゃんを抱っこしたお母さんへの尊敬が止まらない毎日です👌

そんな暑い香港では、必然的に清涼感のある所にいってみたい!誰もが思うでしょう。乾燥地帯といわれるオーストラリアでも夏には海に入るのですから、暑いときには水に限るというわけです。

水を求めて3000里。今回も波瀾万丈な旅でした。

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今回は皆さんのお顔のお披露目です👏ファンレターはこちらまで⇩

後ろに見えますのは、梧桐寨瀑布(ンートンツァイ ボッポー)。 
ボッポー=滝です。漢字を見ると激しめのテンションですが、思ったより小さい規模だな、とがっかりしないでください。香港はとても小さな面積ですから。 

▶本日の舞台は、香港No.1の山

山に行き、滝に行くとなるともう1つ行きたくなるのがスピリチュアルな場所ではないですか?煩悩を滝で流しつつ、願いもかなえてもらおうという欲張りHIMA隊です。

香港最高峰・大帽山(標高957m)
②マイナスイオンたっぷり・梧桐寨瀑布
③願いの叶うパワースポット・許願樹

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香港地図上では丁度おへそ部分、ほぼ中心に位置してます。

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なんとなんと、最高峰といっても今回はバスで80%程登れるというEASYモード。反則ではないか?と思いましたが、「たまには談笑しながらの旅もいいでしょう」ということで。
バスは 荃湾西駅 51番 で15分に1本程出ております。

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きちんと全員がポーズをとる前に写真を撮ってしましました📷

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あれよあれよと、お陰様で残存ライフ100%のままであっという間(15分程)で8合目まで到着です。隊員計5名でこれから頂上までの登山となります。

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まだ10分しか登ってないのにこの景色!
30分も登らないうちに1回目の休憩ポイントへ到着です。ここではもちろんドローン隊長が準備して、テイクオフ✈

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1小さく見えるのはHIMA隊の5名です。

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残念ながら、雲が近く青空は見受けられませんでしたが撮影成功◎
飛行中に雲の中に入って見えなくなるのではとハラハラドキドキでしたが、無事でした。

今回もYouTubeにのっていますので見てくださいね🐼

(00:52 大帽山 Tai Mo Shanです。)

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ドローンで遊んだ後は頂上を目指します。写真上方の丸い突起物(通信傍受施設)が頂上付近です。頂上付近ってどういうこと?って思いますよね。ここがあくまでざっくりしています、付近ですからね。

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香港あるある廃墟マニアが好きそうな横を通って…

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これもあるある、野生の牛に遭遇して🐄

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登る事、更に30分、どんどんと雲が近づいてきました!

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すると突然、球体のタワーが頭上に見えてきました。これが人民解放軍の通信傍受施設となります。最高機密の区域の様で施設内の立ち入りは出来ません。間違っても侵入は試みてはいけません✖

そしてこの付近が香港の最高峰957m地点!頂上です👏ちょっともやっとしましたが、みんな笑顔での到着がなによりです。この笑顔のまま下山に入ります!

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急な勾配をどんどん下ります。隊員の平均存残ライフは75%程、いつになくパワーが有り余ってにこやかな表情です(笑)

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季節外れのすすきの小道を進んで…
京都・嵐山を彷彿させる趣き深い笹薮の中を抜けて…

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次々を現れる急な勾配の階段を駆け下りると…

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滝に遭遇しました!


▶第2の目的地「梧桐寨瀑布」へ到着!

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第2の目的地、梧桐寨瀑布(ンートンツァイ ボッポー)です!高さ25m程、滝つぼでは家族連れの先客がマイナスイオンをたっぷり浴びていました。

その他、道中では大小計4つの滝がセットでお楽しみいただけますがこちらが最大の滝となります。隊員5名もたっぷりマイナスイオンを浴びて残すはさらなる下山のみ。

しかし、下山の勾配が半端なく急斜面で、足場も悪く1歩1歩足を滑らさない様に気を付けながら崖を降りて行きます👣

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ここで残存ライフマークは限りなくゼロです。登山は登ったら下りないといけないのが厳しいポイントですね。自力で降りない限りはヘリコプターでの救助でしょうか…🚁?もしくは野宿…?それならばと力を振り絞りました。

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ふらふらの状態で歩き続ける事、約5km。この辺の道中は隊員全員記憶に残っておらず気が付いたら林村の入り口に到着してました。


▶第3の目的地「林村」へ到着!

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無事についたことに安堵し、レストランがあったので飛び込みます。

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このお店は豆腐華(トーフーファー)で有名なレストランでした。豆腐華とは豆腐にシロップを入れてデザート化させた体に良い食べ物です。

香港人ご愛好、B級グルメですよ。最近では中華圏のデザートは日本でもブームでしょうか?オレンジ色の砂糖と生姜のシロップをかけていただきます🍨

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もちろんエネルギーも補給します。冷えた青島ビールで乾杯の後は豚足の醤油煮塩蒸しの鶏など珍しい客家(はっか)風の中華をいただきました🍺

お腹が膨れてエネルギーの充電完了した後は最後のメインイベント、許願樹のみかん投げです🍊

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(出典:香港政府観光局)

場所は昼食レストランから徒歩2分。

そもそも 許願樹のみかん投げとは?香港政府観光局の説明によると…

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昔から、ここの村人たちは祭りの際に二つの木に願い事を書いた紙(短冊のようなもの)を投げ願掛けしました。
樹の高いところ届けば届くほど、願い事が叶うと信じられていました。
いつの間にか投げやすいみかんに短冊を括って投げる様になっています。

今でも、香港中からこの言い伝えを信じて願掛けに多くの人々がここを訪れます。

今では、紙に埋もれてしまう「許願樹」の保護対策として、模造の木にみかんに結わえられた短冊を引っかけるという方法に変わっています。

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という事でさっそく投げてみました。結構勢いよく投げているように見えますが、重さが軽いためなかなか難しいご様子…。2回目で見事、木の枝に引っ掛かりましたが願い事の記載漏れが発覚。

きっと人生はそんなものです。

ちなみに許願樹までは九龍市内からタクシーで30-40分程、入場料はかかりませんが短冊付きのみかんが、1個HKD25します。
ここからはあっという間に九龍市内まで戻りました。

ハイキング(トレッキング?)からマイナスイオンを浴びて、さらには願掛けまでする豪華な休日でした👏過酷すぎる活動が続いていたので、うれしいですね◎ちなみにしんどかった思い出はこちら・・・


▶今回のルートの感想

バスで80%程登れてしまう為、難易度は高くありませんが大帽山の頂上か滝に向けての下山では急な勾配を下る事となりますので足にきてしまいます。

山頂から同じルートを下って再度バスで街中まで戻るルートがおすすめ。半日で香港の最高峰の景色が楽々っと楽しめます🐼✨ 

滝と許願樹は1セットで行けますが逆行することになるので体力に自信が少しない方にはおすすめできません…。我こそは!という方はぜひ行ってみてください、そして感想待ってます✋

Instagramでも紹介しているのでぜひ💛

暑い日々が続きます。ハイキングなどをしないで室内にいても水分補給は忘れずに!また来週お会いしましょう🦈

- Fin -



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