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だんだん夫婦になっていく🕊(結婚6年目、30代)

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30代夫婦、オスの子猫と3人(?)暮らしをしているパンダ🐼妻と申します。

新婚当初、私たちは都内で暮らしていました。共働き、お互い管理職になったばかりで終電帰り、国内外の出張ありの働き方をしていました。

最初の壁は、山盛りの洗濯物とネット通販のダンボールの片付けでした。
ヘトヘトで帰宅したわたしは、夫の分の洗濯物を見ると
「なんでわたしがやらないといけないの…💢」とアドレナリン出まくりで怒っていました。
疲れているけど「やらなくちゃ精神」で夜中の家事時間を過ごしていました。

一方夫は、帰宅後シャワー→ビール→即就寝。
そうじゃないと翌日起きられないほど、働くことで精一杯の生活をしていました。


独身の頃はお互い会社の近く(歩いて通える距離)に住んでいたのですが、結婚後、電車で15分ほどの距離のマンションにお引越ししました。

「家事は分担ね!」なんていう理想は同居後すぐに立ち消えに。
最新家電や家事のアウトソーシングも試してみたけれど、なんだかうまくいかず。
週末は昼過ぎまで寝ている私たち夫婦は、何か根本的な間違いを犯し続けていたように思います。


お互いに疲れすぎていて思いやりがなく、金曜日の夜にはお酒を(しかも外食で)…
家族としてゆっくり過ごせる時間があまりにもありませんでした。

そんな生活をしばらく続けていたら、わたしは鬱状態になりました。慢性的な疲労感が抜けず、眠いのに眠れない状態になってしまいました。
少しの間実家に戻ったりして療養しましたが、焦る気持ちや罪悪感に折り合いがつかず、
早く仕事復帰したい!
結婚式の準備頑張る!
家庭生活もうまく回すぞ!と鼻息荒く頭の中だけでぐるぐると考えていました。


今思うと、夫も家族も上司もお友達も
「ゆっくり休んで身体を大切にね」というメッセージを送ってくれていたのに、ピンとこず。
わたしは私のことを無視し続け、鬱状態と向き合うこともなく、変わることを拒んでいました。


なかなか良くならない症状に見かねた夫は
「東京離れようか、転職するよ」と言ってくれました。

このありがたい提案にわたしは当時
「え、わたしのキャリアはどうなるの」
「東京での楽しい生活を終わりにするの?」
「友達も家族もいない場所でどうやって暮らすの?」
と極めて自分勝手な考え方をしていました。


わたしの病気のことまで配慮してくれた夫への感謝の気持ちはどこ?
いま思うと夫に与えることをしていない、本当に自己中心的なだめ妻でした。


地方都市に来て丸3年。
車移動なので満員電車とは縁がなくなり、専業主婦なので出没スポットはスーパーやドラックストアが中心です。
ときどき駅ビルやデパートにも行くけれど、基本的には静かに家事をこなす日々。
この日常を受け入れるまでは葛藤がありましたが、いまはこの生活を送れることに感謝の気持ちでいっぱいです。


夫は相変わらず夜遅くまで働いているけれど、休日にはドライブしたり家庭菜園したり趣味のバスケをしたり、東京で働いていたときよりもプライベートを楽しんでいるように見えます。

家事と猫ちゃんのお世話は基本的にはわたしが担当しています。

週末は料理上手な夫が色々と作ってくれたり、ときどき外食🍜🍝🍕に行ったり、産直市場で地場野菜を一緒に調達したり、家事を助けてくれます。


わたしの日々の目標は、
温かい食事を出すこと、
ぐっすり眠れるように布団をふかふかにしておくこと、
できるだけ無理せずごきげんで過ごすことです。


毎日ではないけれど、寝る前に温かいほうじ茶を淹れて飲みながら、猫ちゃん遊んだり、3人でゴロゴロすることがとても幸せです。🐈🌼

バリバリ(企業で)働くこと、社会の一員として活躍することが幸せだった数年前のわたしの暮らし方とは全く別の過ごし方です。


どちらがいい悪いはなくて、どちらもわたし

自分をまるごと受け入れて、この環境といま生きているこの日々を大切にしていきたいです。



最後まで読んでくださりありがとうございます🌼


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